糸魚川のヒスイ海岸に翡翠拾いに行ってきた。

名古屋から魚津(富山県)と直江津(新潟県)に掛けての1泊2日の旅行で、その最終日には直江津から糸魚川に戻ってヒスイ海岸に観光(翡翠拾い)をした。
糸魚川駅に昼近くに着いた。結構大きな駅だ。

駅には山側のアルペン口と、海側の日本海口がある。
日本海口を出ると、すぐ右隣にヒスイ王国館という建物がある。

お土産屋と、ヒスイ展示と、食堂、観光案内、コミュニティの事務所の建物だ。
見学した。
こんな感じの翡翠の鉱石が採れるらしい。(追記 – 鉱石とは呼ばないらしい?)


巨大な翡翠原石。8トン。人の背丈より大きい。



宝石部分はまばらになっている。

小さい翡翠をお土産に買った。翡翠拾いの参考にするという目的もある。

小さい根付が一番安いようだ。根付に加工をしそこなった品物が見切り品として安く売っていたので、購入した。
他にも、フォッサマグナについても展示があった。

フォッサマグナミュージアムというのが近くにあるらしい。
駅のアルペン口からバスで10分くらいだとか。
海岸で拾った石を翡翠かどうか無料で鑑定してくれるそうだ。
あとで時間があったら行ってみるつもりだったが、結局時間がなくて行けなかった。
駅の日本海口のロータリーの周辺で食事をしようとしたが、あまり店がない。

ホテルはいくつかあるようなので、何日も翡翠拾いに来るならここらへんで宿泊というのも考えられる。
駅の日本海口の正面の道路をまっすぐ歩くと5分ほどで海岸に出られる。

途中、道ばたに翡翠が飾られていたりする。盗まれないのね。

海岸沿いには、虹の形の装飾がされた小さな展望台がある。


展望台からの景色。山側。

海岸の左側方向。港の方面。

海岸の右側方向。ヒスイ海岸方面。

展望台付近では堤防から下に降りられない。
展望台からヒスイ海岸方面に徒歩で向かう。
地図だと近くなのだけど、歩くと結構時間が掛かった。
展望台から25分くらい(駅からだと30分くらい)歩いた。




海岸で翡翠拾いをした。
道具は、ゴムの草履と、スコップ。

ズボンを膝までまくって波打ち際を漁った。


テキトーに白っぽい石と緑ががった石をいくつか拾ってみた。

濡れていると水の反射でてかてかと光るので、なんだかどれも宝石っぽく見えてしまう。
乾いてから見たら、全然宝石っぽく無かった。
丸っこい石は、大体ハズレらしい。翡翠原石は硬いのであまり丸くならないのだとか。
何時間も粘れば翡翠の小さなカケラくらいは見付かるかもしれないが、波でズボンを少し濡らしてしまったので、乾かすために休憩し、そのまま結局 翡翠拾いは終了した。
ヒスイ海岸の道路沿いにコンビニのセブンイレブンがあるので、そこで軽く食事を取った。

駅に戻るバスについて聞いたのだが、休日この時間にはバスが無いという。
バス停は海岸沿い道路から1本内側に入った旧道にあるというので、行ってみた。

バスが無いという話を鵜呑みにしてバスの時間をチェックせず、駅方面に歩いていたらバスが通り過ぎて行ってしまった。バスがあったようだ。
駅の近くまで歩いてしまったのだけど、寺町三丁目というバス停からバスで糸魚川駅まで戻った。


帰りの電車まではだいぶ時間があるが、フォッサマグナミュージアムに行くにはバスの時間が間に合わないという中途半端な空き時間ができた。
駅の周辺を散歩した。

駅の左手方向の中央通りには自転車屋があり、レンタサイクルをやっていた。
ここで最初に自転車を借りてヒスイ海岸に行けばよかったのかもしれない。
糸魚川駅からJR大糸線を使って松本駅経由で名古屋まで帰る。JRなので青春18切符を使う。


15:16に糸魚川駅を出発し、南小谷-信濃大町-松本-中津川-金山(名古屋)と乗り継いで、金山駅に着いたのが夜の22:17だった。
拾った石のなかで割と翡翠っぽい感じのもの。

鑑定してないので分からないのだが、たぶん翡翠では無さそう。
翡翠を拾うのは難しいようだ。
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翡翠拾いについては、以下のURLの記事が参考になった。
・糸魚川ヒスイ紀行 ~翡翠色を求めて~|明治大学 植物保護研究部のブログ
・続 糸魚川ヒスイ紀行 ~翡翠色を求めて~|明治大学 植物保護研究部のブログ
・日本翡翠情報センター:翡翠の採集(JADE HUNTER)
糸魚川駅よりも隣の青海駅の河口付近の海岸のほうが翡翠拾いには良いのかもしれない。










