Intelの次世代UI「RealSense」の体感イベントに行ってきた

Intelの次世代UI「RealSense」の体感イベントに行ってきた。
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Intel RealSenseは、次世代のUI用3Dセンサー(3Dカメラ)として発表されていた製品で、前から気になっていた。
2014 CES:Intel、次世代UI技術「RealSense」を正式発表――3D Systemsと協業し3Dスキャン技術の提供も- MONOist(モノイスト)
マウスもタッチも葬り去る新世代UI「Intel RealSense」

実際にRealSenseのデモを体感できるイベントで、少しだけデモに触れてみた。
富士通のFMV ESPRIMO WH77/SというRealSense内蔵の機種のデモだ。
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ディスプレイ一体型のPC本体になっていて、ティスプレイ上部にRealSenseが内蔵されている。

PCのWindows8.1の基本操作にはRealSenseは対応していないくて、タッチパネルのディスプレイに普通に触ってデモソフトを起動する。ちょっとダサいと思った。
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Warrior Waveというゲームのデモを動かした。
画面にタッチしてしてゲームのスタートとか、ステージセレクトをする。
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ゲームスタート後はRealSenseのカメラの前20cm~30cmくらいの位置に手をかざして、カメラに映った手のシルエットでWarriorを持ち上げてゴールに運ぶというゲームだ。
検出される距離が近すぎたり、遠すぎたりするとうまく手が認識されなくて最初は戸惑った。距離が合っていないことに対して、画面上に例えば「もっと手を近づける/遠ざける」というフィードバックでもあればいいのだけど、そういうのが無いのでしばらく画面の前で手を動かして試行錯誤してしまった。

あと、3D Meという三次元物体スキャンのデモも試してみた。
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PCと3DプリンタとRealSenseを使うデモらしい。

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自分の顔をスキャンしてキャプチャーしてみた。
キャプチャーには顔を適切な高さと距離に合わせてから、画面の指示に従って右にゆっくり45度くらい首を回転させる方向に動かして、次に同様に左に回転させて、次に上に回転させて見上げる方向に動かすとスキャンが完了した。

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スキャンしたデータは、3Dフィギュアの顔部分にデータを貼り付けることができる。

RealSenseを触ってみた感じ、KinectとLeapMotionを足して2で割ったようなものだと思った。
Kinect的なこと(カメラ+深度センシング)ができるのだけど、LeapMotionのようにセンサー近くの限られた空間でしか物体の検出ができないという制限がある。

市販PCに内蔵されるOEM供給(?)以外で、Intel自身でもSDKと単品のRealSenseを売っているらしい。触ってみた人のレビュー記事とかも出てる。
RealSense が届いたので Unity で出来ることなどを詳しく調べてみた – 凹みTips
Intel RealSense SDKをUnityで使う

買ってみようかどうか悩んでいたが、実際に体験してみて、自分はあまりRealSenseを欲しいとは思えなくなった。


追記
2015年3月7日~8日に、名古屋駅でもこのRealSenseデモのイベントがあるらしい。
東京まで行く必要がなかったようだ。電車賃を無駄遣いしてしまった。




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