階下からのタバコの煙への対策 2019 – その42

下の階からタバコの副流煙がどこからともなく自分の部屋に漏れてくる現象に対して、対策としてホルムアルデヒドHCHOやTVOCを測定するセンサーを使って汚染を検知するアラームとかを自作している。

自作なのでまだいろいろと試行錯誤している最中だ。

最初のうちに試していたのがアナログの電圧が出力されるタイプのセンサーだったので、その出力の電圧が何ボルトなのかは分かるのだが、汚染濃度が何ppmなのかは分かっていなかった。

デジタル処理された値をI2Cバス経由で読み出すタイプのセンサーだと、出力がppbという単位で得られる。1 ppm=1000 ppbだ。
1ppmというのは100万分の1の割合で含まれているということを示す。大気汚染の場合には気体の体積の比だ。 1m立方の体積の空気に1cm立方の体積の有害な気体を混ぜると濃度が1ppmとなる。

ホルムアルデヒドはシックハウス対策で基準があり、0.1 ppm(=100 ppb)というのが安全に生活するための基準値となっている。
TVOCについては、0.4mg/立方メートルというのが基準になっている。ppmのような体積比ではなく、重量で示されている。TVOCというのは複数の有害な気体の総和なのだが、気体ごとに比重が違うのでppmに単純換算はできないので困る。(代表的な成分のトルエンで概算の換算する場合もある?)

自分はいままで基準値とか考えずに、単純にアナログのセンサーの電圧を見て、高い値と低い値の中間くらいを敷居値にして警告アラームが鳴るようにして汚染の避難をしていた。しかし、それでは不十分なようだ。

デジタルでppb値が測定できるセンサーに切り替えている。絶対値として測定すると、どうも思っていたよりも部屋の汚染度は深刻なようだ。
対処が必要だ。

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