0.91インチ単色OLED(128×32,SSD1306,I2C)をArduinoに繋いで試してみた。
細長い小型なディスプレイパネルを使ったブレークアウト基板になったモジュール基板だ。
I2Cバス接続なので、電源3.3VとGNDとI2CのSDAとSCLの合計4本の配線を繋げば動作する。
(I2Cバス用のプルアップ抵抗はモジュール基板上にあるので、外付けする必要はない。)
5V動作しているArduinoに繋ぐ場合には、I2Cバスの電圧変換回路を使って電圧変換をする必要がある。
あるいは、Arduino互換機で3.3V動作するマイコンボードを使ってもよい。
ソフトについては、Arduino IDEのライブラリマネージャーでSSD1306を動かすためのライブラリ探して使用する。何種類も見つかる。Adafruitのライブラリを使うのが無難だ。それ以外もいくつか試してみたが、IDEのバージョン違いのせいかビルドできないようなものもある。
ssd1306_128x32_i2cというサンプルスケッチをそのまま動かすことができた。
無事に動作させることができた。
Google Glassみたいなメガネに取り付ける表示デバイスを作るのに使えそうな気がする。
もう少し小型な0.87インチOLEDで、この0.91インチOLEDと互換のパネルもあるようだ。表示も128×32なので完全互換だ。
どちらもOLEDなので、バックライトが必要ないので軽量で薄型だ。
配線も4本だけなので、モジュール基板になっていないパネルのみのものを使っても、手作業の半田付けでなんとか配線はできそうな気がする。
薄型な分、強度がないのでパネルのみのものを使う場合には破損しないように特に注意が必要だろう。
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逆にもう少し大きくて、0.96インチOLEDで表示サイズが倍の128×64というものもある。
(0.96インチで160×80という横長サイズの液晶もあるので、ちょっと紛らわしい。)
128×64のOLEDは いくつかのマイコンボードに載っていたりする。
・ふんいきがobnizっぽいESP32マイコンボードを手に入れた
・TTGO T-Cameraというカメラ付きのESP32マイコンボードを手に入れた
こちらも試してみた。
続く。