iPhoneのSIMロック解除用の下駄「R-SIM9 Gold」を買ってみたという話の続き。
au版の白ロムiPhone 5C(iOS 8.3)に、下駄R-SIM9 GoldとMVNOのDTI Serversman SIM(SMSオプション付き)という組み合わせで、SIMロック解除ができてデータ通信ができるようになった。3G通信のみだけど。
R-SIM 9 GOLD 5/5C/5S iOS:7.1-7.X SIMロック解除アダプタ(Amazon)
このあいだ試した時はDTI Serversman SIMやぷららSIMのSMS無しのものを使っていたのだけど、うまくSIMロック解除できなかった。
調べてみるとSMS付きのSIMだとうまくSIMロック解除できているらしいので、DTIのwebサイトでDTI Serversman SIMにSMSオプションを付きに変更する申し込みをした。SIM交換しないとSMS付きにできないらしく、交換のSIMが郵送で届くまでに1週間ちょっと掛かった。
SMSオプションの分だけ基本料金が高くなってしまうが仕方が無い。
届いたSMSオプション付きをR-SIM9 Goldと重ねて、iPhone 5C(au版)にセットした。
ちゃんと認識され、キャリアとかiOSのバージョンなどを入力し、無事に前回と同様の設定をした。
設定が終わるとこのような表示になった。
アンテナピクト表示部分は、検索中と出て3G網に繋がるかどうか探している。
1~2分くらい待つとDoCoMoの3G網を拾ったらしく、アンテナピクト表示にDoCoMoと出る。(うまくいかない場合には前のblogエントリに書いたように緊急電話112を試せばよいらしい)
このときのiPhone 5Cの設定は、このように設定している。
・モバイルデータ通信 → On
・4Gをオンにする → Off
・ローミング → 音声通話のみ
4Gをオンにすると、圏外になって3G網に繋がらなくなってしまった。
ローミングをOffに設定した場合も、しばらくしたら圏外になって3G網に繋がらなくなってしまった。
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3G網を拾うようになったので、APNの設定をすればデータ通信ができるようになるはずである。
しかし、設定画面には「APNの設定」というのが出てこない。
ネットで検索するとプロファイルをインストールすればいいらしいというのが分かった。
→ iOS7 で DTI の ServersMan SIM LTE 100 の APN 設定をする方法
とりあえず、この方法を試してみた。
無事にAPNの設定がプロファイルに保存されて使えるようになった。
WiFiを一時的に切って、3Gでデータ通信ができるかどうかSafariでテストしてみた。
無事にデータ通信ができたようだ。
あとで分かったのだけど、プロファイル設定は上記のような非公式のものではなくて、公式サイトにもちゃんとダウンロードできるURLが存在していた。
→ マニュアル|ServersMan SIM LTE:【dream.jp】
Safariでアクセスして、「構成ファイルをダウンロードします。」を選ぶとインストールできる。
署名されていないけどインストールするかどうか聞いてくるが、構わずインストールすればよい。
4G(LTE)は使えないが、au版白ロムiPhone 5CでDTI Serversman SIMを入れてデータ通信できるようになった。しばらくはこのまま使ってみようと思う。
結局、最初にR-SIM9 Goldを買ってから初期不良品で交換したり、故障してしまったので新しく別のを買い直したりして、3個R-SIM9 Goldを使ってしまった。
どうもR-SIM9 Goldって抜き挿しだけで壊れるくらいに華奢で壊れやすいのかもしれないので、動くまで付き合うにはちょっと覚悟が必要。
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追記
R-SIM10という新しいSIMロック解除下駄が発売されているようだ。
R-SIM10 for iPhone 6/6 Plus/5s/5c/5/4S SIMロック解除アダプタ (シム変換アダプタ3点セット付き)(Amazon)
レビューを見ると、この製品も初期不良や故障が多いようだ。
いずれ自分がiPhone6とかに買い替えたりしたら、R-SIM10を買ってみることになるかもしれない。
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追記
R-SIM9 GoldのせいでDTIのSIMがいわゆる圏外病になってしまった。
Androidスマートフォンに挿して基地局をスキャンさせる操作で治すことができた。
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追記
iOS9にアップデートしたら通信できなくなったが、APNプロファイルを消してCellularプロファイルを入れなおしたら復活した。
→ au版iPhone 5cをiOS9アップデート後、SIMロック解除下駄+MVNO SIMの設定しなおした