大豆肉のコンビーフ缶詰&大豆肉のツナ缶を食べてみた。
コンベジ、ベジツナという商品名の品物だ。
両方とも原材料は、大豆たん白と植物油脂と粉末状大豆たん白、植物性粉末ブイヨンと、調味料となっている。
要するに、肉を使っていない「合成コンビーフ」& 魚を使っていない「合成ツナ」だ。
ディストピア飯っぽさを感じる。
なので、ディストピア飯らしくトレイに盛りつけてみた。
食べてみた。
味も人工食品らしさがあり、ディストピア飯っぽさを感じる。
コンベジのほうは、コンビーフやスパムほど濃い味が付いていないので、出来の悪いハムみたいな味だ。一応は肉らしい味が少しする感じだが、香辛料でそのように錯覚しているだけなのかも。食感は魚肉ソーセージっぽいが、そこまでしっかり固まって無くて脆くてほぐれやすい。
ベジツナのほうは、味がコンベジよりも魚肉ソーセージっぽい味だ。あまりツナっぽく感じない。食感はコンベジと一緒。
どちらも単体でそのまま食べるのには適していない。料理に材料として入れる用なのだろう。
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ベジツナをサンドイッチに使ってみた。
缶から出して、ほぐす。
マヨネーズと混ぜる。
見た目はふつうのツナマヨっぽい。
パンに挟んでサンドイッチにしてみた。
マヨネーズで少し誤魔化される感じがあるが、やはりツナとは違う味で、魚肉ソーセージっぽい感じがある。
「ベジツナ」はヘルシー食材という位置づけみたいだが、もともとツナ缶が十分にヘルシー食材なので、割高な人工ツナを使う意味をあまり感じない。
遠い未来にツナの材料が獲れなくなったときに、こんなふうに人工ツナを未来人が食べているのだろうと想像して食べるというのがよい体験なのかもしれない。