PCエンジンCD-ROM2(CDロムロム)の故障で、内部のギアを交換して修理してみた。
かなり昔(15年~20年くらい前?)に中古を入手していたのだが、電源のACアダプターが無くて起動テストできずに仕舞ってあった。
今になってACアダプタとプラグ径変換器を購入して動作させてみたのだが、CD-ROMドライブから最初に少し駆動音がしたあと動かなくなってしまった。故障のようだ。
電気的には生きているらしい。
定番の故障箇所のギアが怪しそうだ。
分解して調べてみた。
ギアが欠けている。さわったらこのギアが崩壊して崩れ落ちてしまった。
隣りあったギアは問題ないようなので、真ん中のギアだけ交換すれば直せそうだ。
ネットオークション(ヤフオク)などで交換用のギアが売られているので、購入した。
交換した。作業中にギアを止めていた金具が欠けてしまったが動作には問題なさそうだ。
ゲームを起動してみたところ、ちゃんと起動が確認できた。
中古で入手したとき付属していたのがシステムカード1.0だったのだが、そんなこともあろうかと昔システムカード3.0を中古で見つけたときに買ってあった。
SUPER CD-ROM2のゲームを遊ぶためにはノーマルのCD-ROM2だとバッファ用のSRAMが足りないので、HuCard上にSRAMが拡張されている新しいシステムカード「システムカード3.0」が必要だ。
当時はそんなことは知らずに、たまたまハードオフのジャンクコーナーで見つけて、新しいバージョンのシステムカードなら買っておいたほうがよいだろうとか、そんなふわっとした考えで購入した。偶然だがよい結果になった。
最近、CD-ROM2のゲームソフトの中古を買い集めているのだが、SUPER CD-ROM2のゲームもあったりする。
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ACアダプタとプラグ径の変換器は、以下のものを使った。
【カモン(COMON)製】DC変換L型アダプタ(外径5.5φ/内径2.1φ/メス⇔外径5.5φ/内径2.5φ/オス)【5521-5525L】 (Amazon)