マジョカアイリスの細長い液晶をArduino(互換機)に繋いで動かしてみた

マジョカアイリスの細長い液晶をArduino(互換機)に繋いで動かしてみた。

いまさら感があるのだが、NT名古屋2023に出展してみる。(前回のNT名古屋が2019年なので、それ以降、マジョカアイリス改造をこういうイベントに出す機会が無かった。)

昔、回路を組んでいたのだが、そのときの一式をどこかに仕舞っていて、見つからないので新しくまた作り直した。

フレキ変換基板は、Amazonで見つけた品物を使った。(昔は売っていなかったのが、今は売っている。)

uxcell FFC FPC PCBコンバーターボード 22ピン 0.5 mmピッチからDIP2.54 mm 片面 LCD 3DプリンターカメラDVD TVラップトップ用 (Amazon)

Arduinoで動かすための注意点としては、以下のようなことがあった。

・マジョカアイリス液晶のI/O電圧は3.3Vなので、Arduino Uno互換品で3.3V電源か5V電源かの切り替えスイッチが付いているものを使用して、3.3Vで動かした。

・液晶のバックライトは、5Vだと電圧が足らなくて明るくならないので、5Vから昇圧する基板キットをAmazonで購入して接続した。5.8Vくらいにして、特に電流制限用の抵抗とかは入れていないが、とりあえず問題なく動作しているようだ。

・ネットで見つけたArduino用のサンプルコードのコメントに書かれた配線だと、Arduinoの13番ピンにマジョカアイリス液晶の#RD信号を繋ぐように書いてあるのだが、実際には#RESETを繋ぐ必要がある。

・マジョカアイリス液晶の#RESETのピンを駆動して液晶側のリセットをしたときに、Arduinoマイコン側にリセットがかかってしまうというトラブルがあった。マジョカアイリス液晶の3.3V電源端子とGND端子の間に0.1uFのパスコンを入れたら症状がおきなくなった。


ちなみに、なぜ液晶に「寿司」という文字を表示しているかというと、マジョカアイリス液晶に回転寿司みたいに寿司の絵をスクロール表示させるというデモを作った人がいるので、それに対するオマージュだ。
元々は、Macbookのタッチバーの細長い液晶に寿司の絵をスクロール表示させるhackという有名な元ネタがあり、マジョカアイリスの寿司の表示はそこから来ているのだろう。

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