3.3V動作のArduino(中国製の互換機)を手に入れたので、使ってみる。
Keystudio UNOという名前のArduino UNO互換機だ。 (Keystudioは深圳の会社らしい。)
keyestudio UNO R3 開発ボード + USBケーブル for Arduino(Amazon)
USBコネクタ部分の近くにある切り替えスイッチでCPUの動作電圧を5Vか3.3Vかを切り替えすることができる。 切り替えスイッチの無いタイプのUNO互換機もKeystudioから出ているので間違えないように。)
3.3Vで動作するセンサーやI2Cバス電圧が3.3Vで接続する電子部品とかを使うのに、CPUを3.3Vで動作させるために入手した。切り替えスイッチがあるのだけど、基本的には3.3V側に固定して3.3VのArduinoボードとして使用する予定だ。
3.3Vのみで動作するArduinoで、Arduino Zero Proというのをだいぶ前に買っていて、手持ちの積みマイコンの在庫を漁ったら出てきた。今は、Arduino M0 Proという名前になっている。
Keystudio UNOに限らず Arduinoの拡張基板(シールド)をスタックして積み重ねて接続するコネクタ部分には5Vの電源端子と、3.3Vの電源端子がある。これはKeystudio UNOの場合に切り替えスイッチの影響を受けるのだろうか?とちょっと心配だった。
しかし、スイッチをどちらに設定しても、3.3Vのピンは3.3Vの電圧が出ていて、5Vのピンは5Vの電圧が出ているということが確認できた。つまり、切り替わるのはCPUの電源だけのようだ。
ただし、CPUの電圧が変わると、I/OピンのHighの電圧も変わってしまうし、I2CバスやSPIバスの電圧も変わってしまう。AD変換のVREFの電圧もたぶん変わってしまう(要 確認)。
5Vの電源で動作するアナログ電圧が出力されるタイプのセンサーなどで、出力値が3.3V以下しか出てこないのが確実な場合には、3.3Vに設定したCPUのAD変換の入力ピンにセンサーを繋いでしまってもよさそうな気がする。
念のためダイオードを使って電圧を3.3V以上が出ないような回路にしておくと安全だろう。
具体的にはCCS811というTVOCセンサーとWSP2110というHCHOセンサーの2つを繋ごうとしている。
つづく。