豆乳でヨーグルトが作れるらしいので作ってみる。
普通に市販の成分無調整豆乳のパックを買って作るのではあまり面白くないので、大豆の豆から豆乳を作るというところからやってみた。
昔、豆腐を自分で作るために豆乳を作るミルポットという家電を買ったのだった。久しぶりに引っ張り出して、使ってみた。
材料は、大豆100gと水1700ml。あとはボタンを押すだけで豆乳ができる。
豆乳ができあがるとこういう感じになる。泡と豆のカスは掬って捨てる。
昨日のblog記事に書いたヨーグルトメーカーでは一度に1000mlまでしかヨーグルトを作ることができない。
ネットで調べてみると、炊飯器の保温機能でもヨーグルトを作ることができるそうだ。
炊飯器の代わりに先日買ったスロークッカーを使ってみた。
豆乳に種菌用の飲むヨーグルトを入れて混ぜた後、保温する。
出力が低い方を使っても温度が上がりすぎる感じだったので、半田ごての温調に使っていた電圧を調節する調節器で出力を下げて使った。
しかし、牛乳のヨーグルトのようには固まってくれなかった。
以前に豆腐を作ったときに豆乳にニガリを入れて塊が浮いてるような感じだ。
(豆腐の場合は、このような塊を掬って型に入れて木綿で濾して重りを掛けて固める。)
豆腐の型とかは使わず、ザル豆腐を作るときのように ザルに濾し布(さらし布)をしいて濾してみた。
ザル豆腐に近い豆乳ヨーグルトができた。
食感はクリームチーズのような感じ。
あまりヨーグルトっぽい酸味がなく、味は淡泊な豆腐という感じ。
ほのかにヨーグルト臭がするが、種菌として入れたヨーグルトのせいのような気がする。
豆臭さはあまりなかったが、気になるようならレモン汁とか柑橘系の果汁も混ぜるとよいらしい。
砂糖やジャムで甘くして食べるよりも、ショウガ醤油とかポン酢で食べたほうが美味しかった。
水切りヨーグルトを作る容器というのもあるので、こちらも試してみた。
ザルに比べると水のキレがあまりよくなくて、作るのに時間がかかる。
小麦粉と卵、砂糖、ベーキングパウダー、バター少々を加えて、ホットケーキにして食べた。
対照実験として、パックで売っている成分無調整の豆乳を使うのも試してみた。
パックの豆乳を使うとちゃんと普通に固まってヨーグルトができた。
種菌にはいつもの飲むヨーグルトのカゼリ菌SPを使った。
あと、種菌として豆乳ヨーグルトというのも試してみたが、少し固まり具合が良かったような気がする。
ミルポットの豆乳だとうまくいかなかった原因がよく分からない。