古いMacbook Air (2015)を手に入れたので、ChromeOS Flexをインストールしてみた。


Macbook AirにUbuntuを入れたりしたのだが、WiFiが繋がらないとかいろいろ粗がある。
ChromeOS Flexならば対応機種を絞っているので、不具合が少なそうなので、試してみることにした。
やり方は基本的にはUbuntuとかの入れ方と一緒で、起動用のインストールUSBメモリーを作ってそこから起動してインストールをする方式だ。
ただし、ChromeOS Flexの場合、Chromeブラウザの機能拡張「Chromebook Recovery Utility」というのを使ってインストール用USBメモリーを作るというのがちょっと変わっている。
・ChromeOS Flex インストール ガイド 1: USB インストーラを作成する
なので、Macbook AirのUbuntuにChromeブラウザをインストールした。
Chromeブラウザの公式サイトでLinux用の.debファイルが配布されているので、ダウンロードして、ファイルを開くとインストールできる。
Chromeブラウザを起動後、Chromebook Recovery Utility機能拡張をChromeブラウザに入れて、動かしてみた。しかし、Linux is currently unsupportedというエラーで動かなかった。

仕方がないので、Windows PCのChromeブラウザでやり直したのだが、うまく書き込みができない。書き込み作業が進捗度0%からずっと先に進まない状態だ。
Chrome機能拡張を使う方法はあきらめて、ここに書いてあるもう1つの方法のLinuxでddコマンドを使うというやり方でやってみた。
・ChromeOS Flex インストール ガイド 1: USB インストーラを作成する
ddコマンドで書き込みするためのイメージファイルも配布されているので、そちらをダウンロードしなおして、ddコマンドでUSBメモリーに書き込んだ。
あとはMacbook Airをopt+電源で起動すると、USBメモリーからChromeOS Flexインストーラーが起動するので、普通にインストールした。(あらかじめ入っていたUbuntuは上書きで消してしまう。マルチブートのやり方とか分からなかったので。)

無事、インストールできて、使うことができた。
完成度が高い感じ。
問題は、このMacbook Air (2015)のハードウェアMacbook 7,2のサポートが2027年までなのであと2年弱くらいしかサポートがある状態で使うことができないということだ。
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追記
ちょっと使ってみたら、キーボードのCommandとCtrlが入れ替わってしまっているのに気がついた。
Croshを起動しようとしてできないので調べていて判明した。
・古いMacbook Air (2015)に入れたChromeOS Flexで、shellを使うために開発者モードに変更しようとしたのだが、できなかった
キーボード設定を弄ってキーマップを弄りたいのだが、shellが使えない。
だが、特にshellとかを使わなくても、ChromeOS Flexの設定メニューの「デバイス」の「キーボードと入力」という項目で「キーボードのキーをカスタマイズ」を選ぶと、設定を弄ることができる。
なぜかctrlキーにランチャーが割り当てられていて、commandキーにctrlが割り当てられているので、直した。