Bluray3DのリッピングをDVDFab 9 (バージョン9.x.x.x)でするには

Bluray3Dのリッピングには、DVDFabというソフトを使っている。

(リッピングは違法だけど、マイナー3D機器やHMDで鑑賞したりするために自分で購入したBluray3Dのディスクをそういう環境で鑑賞するためのリッピングするくらいは大目に見て欲しいところだ)

DVDFabは、最近バージョン9 (9.x.x.x)にアップデートされ、UIが大きく変わって使い方がよく分からなくなってしまった。
いろいろと調べて、3D動画ファイルの作り方が分かったのでメモとして、ここに書いて残しておく。

まず起動すると、このような画面になる。
image1
画面左のMP4というファイルのアイコンの部分が実はボタンになっており、クリックするとファイル形式を選択するメニューが開く。

開いたメニューから、3D FormatのタブのMP4を選ぶ。
image2

あとは、BDドライブにBluray3Dのディスクを入れて、リッピングすればよい。
image3

課題として残っているのは、フルHDよりも大きいサイズの3D動画ファイルへのリッピング時の出力方法がよく分からないというのがある。
DVDFabで3D MP4以外のファイルフォーマットだとできるのかもしれない。
3D MP4 4Kというのが選択肢にあるのだけど、どうなのだろう?

3Dの4K出力ができたとしても、出力後のフルHDよりも大きいサイズの動画ファイルをHMD用への変形などの映像加工をする方法が無い、という課題が残ってしまう。

普通にDVDFabでリッピングして生成されるサイドバイサイドの動画ファイルは左目用映像と右目用映像が左右半分ずつ配置される。
フルHDの1920×1080で出力すると、左半分の960×1080に左目用の映像が横に潰れた形で配置され、右半分にも同様に960×1080が配置される。

自作HMDとGalaxy Tab S 8.4の組み合わせの場合、画面上に横に潰れたままで表示されてしまう。
それでは困るので、縦方向に縮小して1980×540のサイズに変形して、余白部分に黒枠を入れて1980×1080のサイズに戻すという加工が必要だ。

もしこれを4K対応のスマートフォン/タブレット機を使う場合には4K動画に対して同様の変形したり余白を追加したりする加工をしなくてはならない。
Adobeの高価な動画編集ソフトならば可能みたいだが、それより安い手頃な4K編集ソフトで加工できないだろうか?




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