レトロフリークをWindows PCに繋ぐとどうなるのか?
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レトロフリークは、CPU本体側とROMカードリッジ読み出しパーツ(Bパーツ)とに分離する。
上記の写真のように読み出しパーツ側のUSBコネクタにUSB延長ケーブルを繋ぐことで、PCなどに接続をすることができるのではないかと思い、試してみた。
写真の右側のUSBコネクタはUSBハブになっていた。
写真の左側のUSBコネクタを繋いだところ、RetroFreak PCB-Bというデバイスが現れた。
ドライバが見つからず、使うことはできない。
他のWindowsPCなどに挿していたときに一度だけcdc_serialというデバイス名で認識された。
ひょっとするとこのデバイスは、CDC(Communication Device Class)のシリアルデバイスなのかもしれない。
infファイルをうまく作ってやれば汎用のCDCシリアル用のドライバを適用させることができるのかも。
ちなみにVIDとPIDは、このようになっている。(既存のinfファイルのVIDとPIDを書き換えるだけでいけるか?)
レトロフリークの分解の写真とかも出ている。
・レトロフリークの吸出し基板。ヌヴォトンのARMマイコンが載ってた。型番はNUC220VE3AN。
吸い出し機側は、ARMマイコンらしい。
FTDIみたいなUSB-serial用ICを使ってないので、ARMマイコンでCDCシリアルデバイスのソフトを動かしているのだと思われる。
レトロフリークの本体側はAndroidになっているらしい。
AndroidからCDCシリアルデバイスにアクセスするのは割と簡単なのだとか。
参考
・橋本商会 AndroidのUSBホスト機能でArduinoとシリアル通信する
レトロフリークの固有のシリアル番号のようなものはCPU本体側が持っているはずで、おそらく読み出しパーツ側(Bパーツ側)は、汎用の読み出し機として動作していると思う。
Windows PCなどから読み出しパーツ側を制御することができれば、ゲームROM吸い出し機として使えそうな気がする。
レトロフリークのソースコードが全部公開されていれば簡単に調べられそうだが、公開されているのは全部というわけではないみたいなのでhackは難しいかもしれない。
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追記
Twitterで質問があったので調べてみた。
>「突然すみません。質問なのですが、デバイスのプロパティで互換性IDを見るとどうなっていますか? それでCDCデバイスかどうかがわかるはずです。」
参考
・USB シリアル ドライバー (Usbser.sys)
実践されてる方がいるみたいです
ttp://sankichi.backdrop.jp/rf-ultracoremd.html