焼きいも干しを家で作れるか試してみる – その1

焼きいも干しを家で作れるか試してみる。

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焼きいも干しは、形状が平たく押しつぶしたような形をしている。
この形が作り方のヒントなのだと思う。
ホットサンドメーカーみたいなもので潰して焼いたのではないだろうか?
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レコルト プレスサンドメーカー キルト recolte PRESS SAND MAKER Quilt [ ベージュ / RPS-1(BE) ] ホットサンドメーカー(Amazon)

生のサツマイモを挟んで潰して焼くことはできない。
一旦焼いて柔らかくしたサツマイモを潰して焼いて、水分を飛ばして作るのだと思う。

焼き芋の焼き方は難しい。
焼き芋専門店の焼き芋は中身がクリームのようになめらかな感じだ。
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こんな大がかりな焼き芋焼き機で焼いている。まるで均熱炉だ。

家の小さい機器で焼いてみたのだけど、いまいちうまく焼けない。

スーパーマーケットに置いてあるような焼き芋焼き器の簡易版みたいな家電が欲しいのだけど、存在していないようだ。(管状炉みたいなのとか?)
業務用の焼き芋焼き器は、楽天とかで売っているみたいだが、高価すぎるので個人で購入するのはちょっと無理だ。

このあたりを参考に、自分でも焼き方を試行錯誤している。
結局、芋は何で焼けばいいのか – デイリーポータルZ:@nifty
芋はホイルで包むと包まないでは焼き上がりの味が違う – デイリーポータルZ:@nifty

自分も魚焼きグリルとかノンオイルフライヤーとかで焼くのを試した。
焼き色がついているのはホイルなしで、魚焼きグリルで焼いてみた。
ホイル有り無しと、機器ごとに計4種類、時間を変えて計8種類焼いてみた。
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焼いた後で、手で潰して、フードドライヤーにかけてみた。

しかし、焼きいも干しの味と食感にはほど遠い。
むしろ、干して周辺がカピカピに乾いてしまって堅くなってしまった。
フードドライヤーで干すというのは間違っているようだ。

焼き方については、ホイルに包んでノンオイルフライヤーで焼くのが一番クリーム状に近い感じになった。

さらに試行錯誤した結果、ノンオイルフライヤーで設定温度を低めの120度に設定して、ホイルに包んだサツマイモを2時間くらい加熱するといい感じになった。
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断面を見ると、色が薄いほくほく部分がほぼ無くなって、ほとんど全部がしっとりとクリーム状になった。

あとは、これを潰して、今度はホットサンドメーカーで加熱してみた。
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表面が堅くなってしまった。失敗だ。

温度が高すぎるのだと思う。

出力を抑えるために、半田ごて用の温度調節のための出力調整ボリュームを使ってみた。
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やはり表面が少し堅くなってしまうが、だいぶ軽減できた。

断面を見ると割といい感じにクリーム状の状態を保っている。
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上記の調整器では出力を75%までしか落とせない。
もっと出力を落として、弱火で長時間加熱というのを試してみたい。
昔持っていた調整器は0%近くまで落とせるのがあって、最近まで使っていたはずなのだが、どこかに仕舞って見つからない。

今回は、中途半端だがここで終了。
調整器を見つけたら、試してみる予定だ。


追記
上記のやり方のノンオイルフライヤーでの120度での加熱時間を長くするというのを試してみた。
タイマーが30分しかないので、何回もセットして加熱を繰り返した。
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たぶん3~4時間くらい加熱したら、だいぶ羊羹みたいになってきた。
全体的にはまだどちらかというとクリームなのだけど、芋のしっぽの近くの火のとおりやすい部分は羊羹みたいな少し固めの歯ごたえになっていた。

サツマイモの品種も、非常に甘い品種の1つ「甘太くん」を使った。(碧南の丸じゅんで購入)
1時間くらいの加熱だとまだほくほくした感じであまり甘くならなかったので、設定温度は120度と低いままで加熱時間を長くするのを試したのだけど、正解だったようだ。

あとは、
途中から平たく潰して温度を低温に調節したホットサンドメーカーで長時間加熱したら焼き芋干しみたいになりそうな気がする。

続く




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