名古屋の「幻の海水浴場」に行ってみた

名古屋の「幻の海水浴場」に行ってみた。
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場所は弥富の富浜のあたりにある。(名古屋市ではないのだが、名古屋港の西の端だ。)



この砂浜は干拓地の堤防の先にある。周囲は干拓水路や堤防などがあり、堤防道路は今は通行禁止になっているので簡単には辿り着けない。そのため、幻と言われている。

まず干拓地の周囲から本当に通行できないのか、確認してみた。駄目っぽい。

干拓地の手前側の堤防に上がることの出来る場所が無い。
自動車では駄目だがバイクか自転車なら堤防に上がれる場所が何ヶ所かあった。
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木曽岬近くの写真。干拓地の先の方へ行くことが出来ないようにフェンスで通行止めになっている。
徒歩ならフェンスの横からいけそうな感じの場所があったが、ここからだとかなり遠い。(そして、その先の橋の付近で結局また通行止めになってしまう。)
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一旦、木曽岬に出て、そこから橋を渡ってみた。

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橋は渡れるのだが、そのしばらく先がフェンスで通行止めになっていた。
フェンス手前は、わんぱく原っぱという場所で開放されており、この原っぱで遊ぶことはできるようだ。三重県の土地なのか?
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ちなみに伊勢湾岸自動車道路が、干拓地を抜けて長島まで橋で繋がっている。
しかし、この区間では下の干拓地に降りることはできない。


ゴルフ場近辺から行くことができるかどうか、試してみた。

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公園角の交差点で、右に行くとゴルフ場、左に行くと富浜緑地公園、まっすぐ行くとコンテナエリアとなる。
勝手にゴルフ場に侵入するわけにはいかないので、まっすぐ行って、海岸に出られないか調べてみた。
しかし、どこも通行止めになっているようだ。
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自転車ならフェンスをすり抜けていけそうな感じだ。
あるいは、緑地っぽい広場があったので、そこを抜けていくこともできるかもしれない。
(ただし、その先で海岸沿いの干拓水路まで行っても、水路を越えてその先の細い堤防に辿り着くのは難しいだろうと予想される。)

無理に侵入しなくても、このゴルフ場の周囲は名古屋港サイクリングロードというサイクリングコースになっており、自転車でなら通行することができる。
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そして、富浜緑地公園でレンタサイクルをやっているので、そこで自転車を借りれば近くまで行くことはできる。
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しかし、近くまでいっても結局はサイクリング道路から干拓水路に降りて堤防を越えていくのが困難なようだ。(高さの差が3メートルくらいある)


水路(海路)という方法があるらしい。
実際、船で幻の海水浴場に行っている人は多いらしい。

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動力のない小型なシーカヤックとかゴムボートでというのも考えたのだが、河口付近なので流れに流されたりしたら伊勢湾を漂流することになってしまうので危なそうだ。


堤防脇の干拓水路で行くことができるのかどうか調べてみた。干潮で潮が引いて水位が低い場合はなんとか歩いて行くことができるようだ。

堤防脇に車が停まっている地点がある。ここから行けばいいらしい?
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堤防道路に歩いて上がってみた。車では入って来れない。
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堤防から内側に降りると川のような干拓水路がある。
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海から遠い場所は水路の水が少ない。干潮だからというのと水の少ない時期というのがあるのかも。
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干拓水路の反対側はゴルフ場とサイクリングロードだ。水路との高さの差が3メートルくらいあるので、サイクリングロードから水路に降りてくるのは難しそうだ。
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干拓水路の角部分。ここから南方向に向かう。
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堤防道路からも降りられるので、ここまで下を歩いてくる必要はなかったようだ。
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ここで堤防を越えて西側に行けばよかったらしいのだが、気がつかずに東側の干拓水路沿いを歩いて南に行った。
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干拓水路から右の堤防を越えるのは難しい。2段になっていて、45度のスロープ状になった部分を登れば、途中まで登れそうだ。しかし、2段目の部分がさらに2メートル以上の高さがあり、梯子とかの道具を使わずに登るのは無理だ。
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幻の海水浴場の近くまで来ると、水路の水の量が多くなっている。このあたりで堤防の2段目が途切れるので、45度のスロープを上れば、堤防を越えられる。
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このあたりに梯子を置いている地元民もいるらしいのだが、自分が行ったときには見つけられなかった。
しかたがないので、頑張ってスロープを登った。泥で滑らないように注意。高さが3~4メートルくらいあるので、落ちたら怪我をしてしまうだろう。(※ 真似しないで下さい)
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干拓水路から上に上がると堤防道路っぽい感じになっている。地元民(?)が自転車に乗って来ていた。
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地元民(?)が、堤防の西側を自転車で通行していた。こちらからもいけるらしい?

堤防付近はテトラポットが設置されている。幻の海水浴場まであと少し。
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堤防道路が西に続いている。海とは逆側に水路があり、掘のように干拓地に渡れないようになっている。
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海岸の方に降りていく。自転車も停めてあったので、地元民(?)が来ているのだろう。
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船が泊まっている。船で来ている人達もいるようだ。
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特に水着とか用意してなかったので、ひととおり景色を楽しんだ後すぐに帰途についた。

自分が帰る時にちょうど先行して自転車で堤防の西側を走っていく地元民(?)を見かけた。
自分も堤防の西側ルートで帰ってみることにした。徒歩だけど。
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ひたすらまっすぐ歩く。
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フェンスがある。
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ちょうど後から自転車が来て、フェンスを開けて通って行った。フェンスの扉が開いている!
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鍵が壊されているわけでは無さそうだ。なぜ開いているのかは謎だ。
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徒歩ならば、フェンスから水路に身を乗り出して脇を抜けていくことはできそうだ。
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一応、この先立ち入り禁止の看板も立っている。自分は堤防の東側から抜けていったので、立ち入り禁止で止められなかった。
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フェンスのあたりで、堤防西側の水路が曲がっており、水路の無い土地に降りることができる。
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その先の干拓地内は草ぼうぼうなので、入っていくことは困難だ。
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フェンスで追い抜いていった自転車の地元民が、その先で堤防に自転車を担いで上がっていった。
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ここを登って行ったようだ。コンクリで登りやすいように足場が作ってある。謎だ。
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上に上がると、行きに来た干拓水路の角部分に戻ってくることができた。
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そのまま堤防道路を歩いて出発地点に戻った。
だいぶ歩いたので疲れた。ペットボトルの水を買ってくるのを忘れたのでかなりのどが渇いた。
次は忘れないようにしたい。




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