ヨーグルトメーカーでブリとかの魚を低温調理してみる。
ジップロックに、めんつゆベースのだし汁と一緒に入れて、1時間くらい冷蔵庫に置いておく。
給湯機の60℃のお湯と一緒に容器に入れて、30分くらい55℃で加熱(保温)する。
表面はちょっとだけ熱が通ったように見える。
あまり火を通していないブリしゃぶと煮魚の中間のようなものになるのかと思った。
お皿に出して盛りつける。
ポン酢で食べてみた。
ちょっと生臭い。ポン酢で生臭さはかなり打ち消されているが、完全には消し切れていない。
食感はほとんど生だ。かなり食べにくい。
煮魚だと、骨や皮と魚の身の部分が綺麗に簡単に分離するのだけど、今回の低温調理だと骨や皮が分離しないので、非常に食べにくい。
あらかじめ刺身のようにしておかないと、ぶりしゃぶみたいなものは食べにくいのかもしれない。
魚料理としてもう少し煮魚寄りのところまで加熱したほうが食べやすいのかもしれない。
しかし、魚の低温調理についてAnovaのレシピを見ると、加熱は30分くらいの短時間で済ませているものが多く、それでも身がくずれそうなくらいには火が通るようだ。
ヨーグルトメーカーだと同じ30分でもそこまで火が通らなかった。
ヨーグルトメーカーは使用するお湯の容器が小さくて、冷蔵庫から出した切り身を短時間で温めるだけの熱容量が足りないのだろうか。