Nintendo Switchを分解して分かったことと、特許の情報との答え合わせ

Nintendo Switchを分解して分かったことと、特許の情報との答え合わせをしてみる。

特許についてリーク情報が去年(2016年)の12月に出ていて議論されていた。
Nintendo files multiple Nintendo Switch patents (controller, dock, architecture) – NeoGAF

Figure 30について。(図は上記のサイトより引用)

合っているようだ。
磁気センサーと加速度センサーとジャイロセンサーと温度センサーと環境光センサーが内蔵されている。
図の一番上のLEFT SIDE TERMINALとRIGHT SIDE TERMINALというのは、本体左右のJoyConの有線接続用のコネクタのことのようだ。

Figure 3について。

USBポート周辺のデザインが実際の製品とは異なっているようだ。
図の中の11dという4つの長細い四角がなんなのか原文を読んでないので分からないが、スピーカー穴なのだろうか?
図の中の29という部分もよく分からない。

Figure 4を見ると、Figure 3の29というのは本体を立てるための折り畳みスタンドのようだ。

スタンドの構造が製品とは異なっている。

Figure 5について。

この図のJoyConは製品とほぼ同じだが、図の中の41という突起が異なっている。
JoyConの固定方法が異なっていたようだ。

Figure 8を見ると、レール金具と突起でコネクタの接触位置を合わせる仕組みのようだ。

Figure 17とFigure 19について。


JoyCon側の接続コネクタの構造のようだが、図の中の312と316と部品が分かれている構造の意味がよく分からない。
剛性を持たせるための補強用とバネ的な展性を持たせるための補強用で分かれているのだろうか?
312はノイズ防止のシールド効果も持たせているようだ。

Figure 25について。

ここで、JoyConの細部が前の図と変更になってしまっている。
こちらは製品のJoyConそのもののようだ。
今のJoyConのようにロック機構がボタン式になっている。

Figure 31について。

JoyConの内部のブロックは製品と同じのようだ。
JoyCon-RのみNFCや赤外線センサーが内蔵されている。
図の中の121というProcessing Sectionという部分があるのが気になる。
サブCPUを搭載しているということだろうか?
基板をそこまでよく見ていなかったが、ICのどれかはサブCPUだったのかもしれない。

Figure 32について。

Dockの部分の中身はこうなっているようだ。
コネクタとしてはUSB-Type Cで、HDMIの映像信号を変換して取り出している。
図の中の136は、USBハブのようだ。

Figure 54について。

Switchを買うと付いてくるグリップに似ているが、充電機能が付いている。
据え置きモードでJoyConを外してグリップに付けたままにして充電ができるようになっている。
実際に付いてきたグリップにはこの機能が無い。
充電グリップは別売りになっている。ちょっと残念なポイントだ。

Figure 60について。

Switch本体をゴーグル状の物体にドッキングして、VR用のHMDとして使うことができるようだ。

詳しい情報が無いので詳細は不明だ。
勝手な予想なのだが、JoyCon-Rの赤外線センサーを周囲のどこかに固定して、ヘッドトラッキングをするのではないだろうか?




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