長野県の木曽川源流ふれあい館(味噌川ダム防災資料館)に行ってきた。
(水族館に行ったメモ:シリーズ その129)
長野県の山の中の木曽川の源流に味噌川ダムとダム湖の奥木曽湖があり、すぐ隣に木曽川源流ふれあい館(味噌川ダム防災資料館)という資料館がある。
木曽川源流の魚の水槽展示もやっているようだ。
名古屋から青春18切符を使った日帰りで行ってみた。
山奥なので公共交通機関で行くのは困難だ。一応、一番近い駅は、JR中央線の薮原駅(やぶはらえき)となる。
まずは藪原駅に到着。
駅前の地図に味噌川ダムとか出ている。
駅からの距離は4kmくらいだろうか。
駅前広場の正面に崖があり、崖の上に道の駅がある。帰りに寄った。
崖の上からだと、遠くの山あいに味噌川ダムが見える。
先にこの景色を見ていたら心が折れていたかも。
後から知ったのだけど、途中までコミュニティバスに乗って行った方が楽だったようだ。(後述)
9時30分頃に駅を徒歩で出発。
駅前の道路を線路沿いに北に進むと、線路をくぐる地下道があるので、線路の反対側に行く。
薮原宿という宿場町跡の街道の道路を北に進む。
街道を抜けると、国道(R26)に出る。
ちょっと行くと、木曽川の橋をR26が渡って反対側に行く場所がある。
ここで分岐し、川の東側に行くと発電所方面という看板が出ている。
川の東側のルートで行くことにした。
川沿いの道が農耕用の道路になる。その先はよく分からないので避けて右側の道路に行き、さらにすぐ先の分岐を右の山道のルートに進む。
さらに1本東側の大きい道路に上がって行きたいのだが、上がって行く道が少ない。
最短で上がれそうな道路があったが、舗装されてない林の中を上がって行く道になっている。
ちょっとだけ勾配が急になっている。
林の中の墓場の脇を抜けて、道路下のトンネルを抜ける。
ちょっと大きい舗装された道路に出る。
あとはひたすらゆるい坂道を登っていけば味噌川ダムに着く。
40分くらいで味噌川ダムが見えてきた。
11時20分頃、味噌川ダムのすぐ脇の木曽川源流ふれあい館に到着した。駅から徒歩で1時間50分くらい掛かった。
水の回廊。通路に水中の映像が映写されて、トンネル水槽みたいな雰囲気になる。
山のジオラマ風の展示。
渓流のジオラマ風の水槽がある。ヤマトイワナとニッコウイワナ。
水槽の展示はこれだけのようだ。
ダムに関する展示とか。
建設当時、日本で一番に標高の高い場所のダムだったそうだ。現在は日本で二番目だそうだ。
受付でダムカードが貰えるというので、1枚貰った。あと、絵はがきも無料というのでダムの風景のものを貰った。
このあと、ダム周辺の見学をする。ダム湖の奥木曽湖を1周するルートがあるようだが、ちょっと注意が必要らしい。
あと、対岸側の看板を見て知ったのだけど、現在、一部通行止めになっているらしい。車が通れないだけなのだろうか?
結局、奥木曽湖を1周はやめておいた。(1周8kmくらいあるようなので、ちょっと時間的に難しい)
味噌川ダムの近くだけ観光する。
味噌川ダムは岩で出来たダムで、草とか生えているので遠くからだと一見普通の山肌に見える。
ダムの上は道路になっている。
ダムの下流側の景色。
ダムのすぐ下に奥木曽発電所とダム下流公園がある。
ここから資料館のところまで上がってくる道/階段もあるようだ。
川沿いを歩いてきて、最後に一気にダム近くで登るというルートもありだったかもしれない。疲れそうだけど。
写真の右側に大きな畑があるが、これは御嶽白菜畑という場所らしい。
管理所の近くに休憩場所がある。
ふれあい館で休憩したので、こちらでは特に休憩はしなかった。
途中、大きな畑に出た。ダムの上から見えた御嶽白菜畑だろう。
畑の脇に休憩できそうな東屋があったので、しばらく休憩した。
老人福祉センターという大きな建物を通過する。
すぐ先にR26との合流地点がある。
合流地点のすぐ手前、花の木というバス停を見つけた。このあたりは花の木という地名らしい。
コミュニティバスが運行しているようだ。
薮原駅行きのバスで、この時間はバスの本数はだいたい1時間に1本くらい運行している。(本数が少ない谷間の時間もあるので注意)
藪原駅前のバス停は駅の出口のすぐ先にあった。朝、来た時に見落としていた。
とはいえ、見つけていたとしても、このバスの時刻表を見て、初見で花の木まで乗車すればよいというのは気がつかなかっただろう。
帰りの電車までかなり時間があるので、道の駅で食事をした。
すき焼き丼とかけそばを食べた。
駅に戻り、また青春18切符で名古屋まで帰った。
一日でだいぶ歩いたのでいい運動になったと思う。