ニンテンドーラボ(Nintendo Labo)の最初の動画を見た感想を書いてみる。段ボール製の3D物体スキャナーとか出てくれないかなあと思った。
ニンテンドーラボ(Nintendo Labo)が、発表された。
→ Nintendo Labo | Nintendo Switch 任天堂
→ 「Nintendo Labo」は何がスゴイのか 公式映像から考察してみた – ITmedia NEWS
自分の第一印象としては「JoyConと段ボールでMaker的にいろいろ遊べるという話か。Wiiリモコンの時にもいろいろ周辺機器が出てたけど、段ボールで作るというのは良いな!」というものだ。
昔のWiiリモコンにいろいろと取り付けて拡張するというのがあった。
ガンコンやハンドル型コントローラーにしたり、太鼓やギター型のコントローラーにしたり、電車の運転装置にしたりとか。段ボール箱を使ったLet’s TAPというゲームもあった。
自分も趣味で自作とか試していた。ヌンチャクのように外部に回路を繋いでみたり、センサーを引っぺがして自作回路を作ったり、無改造で外側にハーフミラーを取り付けてマウスにしてみたりとか。
→ Wiiリモコン用の自作周辺機器を作ってみる – その1 テンキー
→ Wiiリモコンの赤外線センサをマイコンに接続して使ってみる (+マウス化)
→ Wiiリモコンに接続する周辺機器の中身の解析
Nintendo Switchも、同様にいろいろと応用が出てくるのでは無いかと思っていたのだが、最初にハンドルコントローラーが出ただけで、ずっと応用が出てきていなかった。
( 自分ではこんな応用とかも考えていた。→ Nintendo SwitchのJoyConのストラップをエキスパンダーに改造してみた )
JoyConには、モーションIRセンサーという物体の形状を入力するIRカメラが内蔵されているのだが、この機能がほとんどのソフトで使われていない「死んだ」機能になっていた。
唯一、「1-2-Switch」のミニゲームの1つでだけ使われている。
分解して調べてみようとしたのだが、思ったより難しいことが分かって放置している。
→ Nintendo SwitchのJoyCon-R内蔵のモーションIRカメラを調べてみる – その1
解析ができていないので、モーションIRセンサーがどんなことが可能なのか、その可能性は未知数だった。
3D物体の形状を取り込めるっぽいのではないかと予想される。
iPhoneのFace IDみたいに顔の形状は凹凸や特徴を取り込んだりするような精度があるのだろうか?
もしもある程度の精度があるのならば、3D物体スキャナーみたいなものも可能なのでは無いかと思った。
ニンテンドーラボは、このシリーズでぜひ段ボール製の3D物体スキャナーというのを作って出して欲しい。
IRカメラなので色が取り込めないけど、それはそれで取り込んだ後に3D物体に塗り絵的に着色する遊びにできそう。
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追記
あとは、任天堂のSwitchの特許にあったHMDが出てくるのではないだろうか?
→ Nintendo Switchを分解して分かったことと、特許の情報との答え合わせ
昔、自分もWiiUゲームパッド用の簡易自作HMDを作ってみたのだが、Nintendo Switchならもうちょっとスマートなものができそうな気がする。