前回の続き。
小型アルコールランプに燃料アルコールの代わりに他の燃料を入れて燃焼させて試してみる。
最初は芯に浸したサラダオイル自体が燃えて、炎が出たのだが、2~3分ですぐに炎が小さくなって消えてしまった。
油が燃えるだけではなく、芯も一緒に燃えてしまっている。
失敗のようだ。
サラダオイルをランプに使用できるかどうかというと、非常時にツナ缶をランプに使うというライフハックがあり、可能なはずである。
しかし、ツナ缶ランプもうまく燃焼したという人と、すぐに芯が燃え尽きて消えてしまってうまくいかないという人がいるようだ。芯の部分に工夫が必要なのかもしれない。
原理としては、江戸時代とかの昔に使われていた行灯(あんどん)と同様に、油を皿に注いで直接その皿に芯を置いて火を付けるという単純なものでも火が付けられる。
菜種油とかが使えるのだが、安い魚油などを庶民は使っていたらしい。魚油の燃え残りは猫が舐めたりすることがあったのだとか。
明るさもあまり明るくなかったので、あまりサラダオイルを燃料に使うというのを追求してリトライしても見込みは無さそうな気がする。
(追記 – オイルの液面にコルクなどで「浮き」を浮かべてその上で芯を燃焼させると、油の液面から燃焼場所までの距離を短く一定に保つことができるらしい。フロート式のオイルランプという方式だ。)