小型アルコールランプに燃料アルコールの代わりを入れて燃焼させてみた – その3 パラフィンオイル(ホワイトオイル)

前回の続き。
小型アルコールランプに燃料アルコールの代わりに他の燃料を入れて燃焼させて試してみる。

パラフィンオイルを入手して、早速 着火して燃焼させてみたが、だいぶ明るい炎が発生した。シンプルな構造の燃料ランプの燃料としては一番優秀なようだ。

このパラフィンオイルは、Amazonで購入した。

STAR(スター) スターパラフィンオイル 1L (高純度石油系燃料) 7007(Amazon)

燃焼させても特に匂いはしないし、煤もほとんど出ないようだ。燃料単体は少しだけ刺激臭がする。

パラフィンには固体のパラフィンと液体のパラフィンがある。
パラフィン – Wikipedia
固体のパラフィンは、ろうそくに使われている。

ちなみに、液体のパラフィン(パラフィン系のオイル)はいろいろな呼び名の商品が売っている。

ランプ用の燃料としては、上記のパラフィンオイルという商品以外にもレインボーオイルというのが売っている。基本的には同じようなもののようだが、添加物が多少異なるのかもしれない。

精製して不純物を取り除いた物は、流動パラフィンという名前で食品用などの用途で売っている。食品添加物が添加されている(?)らしい。塗り薬のベース剤やベビーオイル等にも使われている。
引火しにくい油なので、自分は、以前にPCのマザーボードを油冷却したときに使ってみたことがある。ミネラルオイルと呼ばれている場合もある。こちらは燃料に刺激臭がしなかった。

流動パラフィンはホワイトオイルとか白油と呼ばれたりする。
白灯油(家庭用の一般的な灯油のこと)やホワイトガソリン(自動車などのガソリンスタンドで売っている添加物入りのガソリンと違って、添加物が入っていないガソリンのこと)と呼び方が紛らわしい。
それぞれ引火しやすさとか燃焼させたときの火力とかが異なるので間違えると火事のもとになるので注意が必要だ。


追記
前に試した古道具のオイルランプは、パラフィンオイルで使うと比較的安全に使うことができそうだ。
古いランプが物置から出てきた話
料理酒から作ったアルコール燃料をオイルランプで燃焼させてみた話




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