強力なガスバーナーや普通のガスバーナーで炙りチャーシューを焼き比べてみた。
焼豚と黒叉焼を、パワーガスPROという強力なガスのガスバーナーと普通のパワーガスのガスバーナーと100円ショップのガス缶のガスを使ったバーナーで焼き比べてみる。
まず、パワーガスPPOのスパイラル炎が出る専用ガスバーナーを使ってみた。
黒チャーシューに青いスパイラル炎を当てると、瞬時にタレとか脂と反応して炎が赤色になる。
しかし、炎の中央部分はあまり加熱されないのか、あまり焦げ目が付かない。
チャーシューの端の部分だけ焦げてきてしまう。端が黒焦げになっても困るので、適当に焼くのを切り上げた。
汁気の少ない方のチャーシューも同様で、見た目の炎は熱そうなのにちょっと焦げ目を付けにくい感じだった。端の部分だけ焼けて収縮して、中央部分が穴になってしまった。
次に、パワーガスのガスバーナーを使ってみた。これはまっすぐ素直なバーナー炎が出るので使いやすい。
手早く焦げ目を付けることができた。見た目も普通の炙りチャーシューっぽい。
最後に、100円ショップの安いカセットガス缶をバーナーで使ってみた。(パワーガス用のバーナーに取り付けができる)
見た目は、パワーガスで炙ったのと同じくらいに焦げ目を付けることができた。
しかし、火力がかなり弱いので、炙るのにパワーガスの数倍時間がかかってしまった。あきらかに火力が弱い。
食べ比べた感じでは、大きな違いを感じなかった。
強い火力のバーナーを使って短時間で表面だけ炙ることで、中まで火が通らず加熱でき、表面だけ香ばしく中身はジューシーになるというのを期待したのだが、特に差が出なかった。
今回使ったチャーシューはもう既に十分に火が通っているというのと、厚さが薄くてすぐに肉の奥まで加熱されてしまうというのが原因だと思われる。
低温調理のチャーシューを自作して、厚切りにして、炙り比べるというのを試してみたい。