豆炭型の成形炭を使ってみた。
木炭の粉を豆炭のような丸い形に成形した火が付きやすい炭だ。3kgで800円くらいと安価なのもありがたい。
Wunderblitz(ワンダーブリッツ) 炭 チャコール 3kg
着火は小さいライターとかではなかなか火が付かないので、カセットガス缶を使った手持ち式のガスバーナーで火をつけた。ライターで簡単に着火とは書いてあるのだが、バーナーを使う方が手っ取り早い。。
火を使うためのコンロとして、飛騨コンロに炭を入れて着火した。
焼き鳥を焼くのを試してみたが、炭が3個だと少なすぎるようで全然焼けない。炭と網との距離が遠いのが駄目なようだ。
なにか上げ底にするために工夫が必要だ。
あるいは、炭をケチらずにもっと沢山コンロに入れるのでもいいのかもしれないが、底の方の炭は加熱の役割を果たさずにただ燃えるだけになってしまうので勿体ない。
固形燃料アルコールに使っていた小型の折りたたみ五徳をコンロ代わりに使ってみた。
先ほどの炭がまだ十分に燃えているので、火ばさみで掴んで移し替えた。
4~5分で片面が焼けた。ひっくり返して同様に焼いて、10分くらいで食べられるように焼くことができた。
焼いている途中で、鳥肉の脂が炭にしたたり落ちると煙が上がる。
家の中で試しており、煙が出すぎると困るので、最初に少し脂が垂れた時点で焼き鳥を待避させて、脂が垂れすぎないようにしながら焼いた。
焼き上がった焼き鳥は少し煙を浴びて炭の匂いが付いてしまっている。
嫌な匂いではなく、香ばしい感じで、炭火焼きというのはある種の燻製の一種に近い調理法なのだと思う。
もっと火力を出すために、一度に沢山の炭に着火するため、火おこし器のようなものを自作してみた。
パンチングメタルのザルに取っ手を付けてみた。
ガスコンロで炙って炭に着火した。屋外ならカセットコンロを使ってできるかもしれないが、カセットコンロは炭の火おこしに使うのは推奨されていないので、自己責任で。
同じくらいのサイズのステンレスのボウルとザルを組み合わせて、こんろ代わりに使ってみた。
同様に焼き鳥を焼いてみた。
網がボウルの上で滑ってしまうので、四隅に金属のクリップを付けて、ずれを防止するストッパー代わりにした。
火力も十分で、無事に焼き鳥を焼くことできた。いい焼き加減だ。少量の炭で焼いたときよりも短時間で焼けるかと思ったら、これも網と炭の距離が遠いのでちょっと時間がかかった。
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ちなみに、100円ショップのダイソーでも同じような成形炭が「豆炭」と書かれて売っている。
豆炭は、石炭の粉を成形したものを豆炭と呼ぶものなので、このラベルは間違っていると思う。
量は、400g入りで108円なので、800円分(864円分)買えば、上記の3kg入りよりも少し多く買うことができる。