電車など公共交通機関でのアクセスは難しい。
なので、名古屋から西尾と幸田のあたりに原付でツーリングで行ってきた。
まずは西尾いきものふれあいの里のセンターゾーンに到着し、センターゾーンを見学したあと、野鳥の森に向かう。
センターゾーンでは特に野鳥は見られなかった。
トンボの里という場所から、北の方角にあるサブゾーンに向かって歩いて行った。
これがかなり大変だった。
まずトンボの里から北への道の入口がちょっと分かりにくい。
トンボの里までは沢沿いに緩く登ってきたのだが、一番奧のほうに行くと、行き止まりだ。
観察小屋の近くに上に上がっていく場所が何カ所かある。
どの場所を登っていっても結局1つの山道に繋がっている。
最初の登り口以外は、そこまで急な坂道はなく、わりと歩きやすい。
分岐があるが、山頂方面と書かれた方に向かう。
野鳥の鳴く声が聞こえる。ウグイスとかは鳴き声が特徴的なので、よくわかる。しかし、姿は見つけられなかった。
途中で竹林を抜ける。
ずっと上り坂かと思っていたが、下り坂になった。
杉林を抜ける。
森を抜けて出口に向かう。
出口のすぐ目の前にフェンスがあり、道が右方向と左方向に分かれている。
案内表示に、右方向が万燈山の山頂方面で、左方向が長圓寺、野鳥の森、チョウの小径と書いてある。
この表示がちょっとした罠だ。
地図を見直したのだが、この地点がどこだか分からない。あとから思うと、分岐っぽく書かれた場所だったらしい。
なので、この分岐を右に進んでいれば、地図どおりに山頂方面の野鳥の森に最短距離で行けていたようだ。
フェンス側は工場らしい。花火工場らしい?
反対側にはやはりフェンスに囲われた空き地がある。長細い空き地だ。
工場を通り過ぎると、空き地と森の間の道を通っていくことになる。
空き地を挟んで左右の森があるので、小鳥がときどき左右を横断して飛んでいく。
飛んでいる野鳥を狙って撮影してみたが、うまく撮れなかった。
飛んでいった野鳥は森に入って見えなくなってしまう。
1羽だけ木のてっぺんに止まっていたので撮影できた。
種類は、ヒヨドリっぽい。
カメラはCOOLPIX P900でズーム最大で撮影した。
ズームアウトするとこんな感じだ。
野鳥の森行った帰りにもここで撮影した。
空き地と反対側の木のすぐ近い場所や野鳥が鳴いている。姿は見えないがすごく近いし、近づいても逃げる様子がない。
見えている枝のすきまから、2羽ほどの小鳥が鳴きながら枝から枝へ飛び移っている。
手前の枝のピントが強制的にあってしまうので、その奧がうまく撮影できない。
結局、うまく撮影できなかった。
あと。電線に止まっている野鳥を撮影した。
種類がよく分からない。鈍角のくちばしが特徴だ。図鑑で見ると、ハギマシコとかに似てる気がする。
分岐からずっと一本道を歩いてきたが、その出口に来た。
十字路になっている。
案内の看板などは無く、ちょっと困ってしまう。
たまたま通りかかったお爺さんに道を聞いてみた。
すぐ先のお寺さんの脇の道を奧にいけばいいと教えて貰った。
福正寺というお寺だ。
先に進むと、上りの坂道になる。(ここまで来て、野鳥の森へ行くには山頂のそばまで山登りになるのだと気がついた。)
道路脇に鳥が居たので撮影。最初はスズメかなと思ったが違うようだ。
ヒバリのメスだろうか。
スズメみたいな茶色の地味な野鳥は種類が多くて、ちょっと見ただけでは種類が分からない。野鳥のプロなら簡単に見分けられるのだろうけど。
さっきの工場の付近でスズメも撮影していたので、その写真もある。
坂を登っていくとだんだん道が荒れていき、アスファルトの舗装路が途切れて、砂利道になる。
道があっているのか不安になってくる。
山頂への案内看板があったので、ちょっと安心した。
ネイチャーセンター方面への看板があり、脇道がある。
写真では分かりにくいが、かなりの急坂だ。崖に近い。
おそらく、トンボの里から山を抜けた場所の分岐の看板で、山頂方面に向かっていたらこの道になっていたのだと思われる。
この分岐路は、例の案内地図には載っていない。
さらに坂道を登っていく。
コンクリで舗装されている部分があった。たぶん崩れたのを補修したのだろう。
木に小鳥を見つけたので撮影しようとしたが、うまく撮れなかった。
かなり登ってきて、最終的に、車が通れそうな舗装路に出た。
半径15~20メートルくらいのロータリー状になっていて、中心が塚のようになっている。
山頂にかなり近い地点で、車で登ってきた場合の駐車場、兼、折り返し地点になっているっぽい。
すぐ近くに山頂への登り口があった。
山頂で、がぎ万燈という祭りが行われる場所があり、その場所ががぎ万燈の原っぱということのようだ。
ロータリーのそばに、チョウの小径の入口があった。ここには行かなかった。
しばらく行くと、野鳥の森に入る入口があった。
このあたりは杉林で、その間を降りていく。
野鳥はあまり鳴いている密度が高くなくて、ここまでの山道とかの他の場所とそんなに変わらない感じ。
墓地があった。
この地点が野鳥の森の終点のようだ。野鳥の森では全然まったく野鳥の写真が撮れなかった。
登って来る人に見えるように野鳥の森の案内看板があった。
さらに坂道を下っていくと、森が途切れて人里っぽい景色になる。
西尾いきものふれあいの里の看板のある駐車場がある。
山道の連絡路(?)でサブゾーンに来るかわりに、車で直接サブゾーンに来る場合にこの駐車場を使うということらしい。
ここから帰り道で、まず福正寺の方向に向かう。
普通に平坦な舗装道路を歩いて戻ることが出来た。
トンボの里の竹林の上から光が差して、光の粒が雪のように降ってきているのが見えた。
花粉みたいなのが降っているのかなと思ったが、動画を撮って後から観たら、降っているだけでなく跳ねるように上に上がっていくのもあり、なんか虫っぽい動きにも見える。(肉眼でみたときにはそんなのは気が付かなかった)
正体は何なのだろうか?
あと、水槽の展示とかもあった。
ネイチャーセンターでちょっと休憩して、今回の野鳥撮影は終了した。
あとは少し原付の旅を続けた。