タバコの受動喫煙の被害の損害賠償請求の訴訟で、第1回口頭弁論に行ってきた

タバコの受動喫煙の被害の損害賠償請求の訴訟で、第1回口頭弁論に行ってきた。

自分は被害を受けた原告側だ。
経緯とかは、前のblogエントリに書いたとおりだ。

場所は、名古屋地方裁判所。
時間は、火曜日の13時10分から。
原告はこちら1人。被告側が、階下の住人とマンション管理組合の代表で、弁護士もついたらしいので3人が出てくると予想していた。

3日くらい前から、こちらが書いた訴状とかの書類と、相手が出してきた答弁書を読み返して内容をざっくり頭に入れた。

あと、裁判所で具体的にどういうことをすればよいのか、参考書を読んで予習した。

当日、余裕をもって1時間くらい前に名古屋地方裁判所に到着した。

まずは今回の裁判が開廷される予定の、第xxx法廷という場所を確認してきた。

1時間前なので時間が早すぎたせいか、ドアが閉まっていて鍵がかかっていて入れない。
法廷の近くの壁には、これから行われる予定の裁判が書かれた紙が貼ってあった。
場所はここで間違いないようだ。
自分以外にも他に1件の裁判がこの時刻に行われるようだ。

参考書には、まず出頭カードに記録をするようにとあるのだが、出頭カードが置いてある机が見当たらない。
出頭カードに書いた順に裁判が行われるらしいので早めに書いておきたい。
また、出頭カードを書かないと出頭扱いにならない場合があると参考書には書いてあるのでちょっと焦る。

法廷の付近には出頭カードについて聞けるような人もいない。

エントランスのフロアに戻って総合受付に聞いてみたが、どうも回答が要領を得ない。

出頭カードという制度はやっていない場合もあるのだろうか?

とりあえず予定の法廷の部屋の近くのベンチで、人が来てドアが開くのを待った。

だいぶ時間があるので、一度売店に行って飲み物を買って飲んで落ち着くことにした。

開廷の15分くらい前に、法廷の前に戻った。まだ鍵は開いていない。

訴訟の相手方が8人ほど集まって話をしていた。被告以外にも人が来ていた。マンション管理組合のお手伝いをしている「ご意見番」の住人が集まっていた。

こちらは1人だけなのど、ちょっとプレッシャーを感じる。ご近所でハブられている住人になったような気分だ。

予定時刻の10分前くらいに、法廷のドアが開けられて、部屋にお入りくださいと促された。

まずは傍聴席の椅子が並んでいる場所に座る。

出頭カードを書かなくてよいのかと質問してみたが、あとで手続きすると言われた。(しかし、特にあとから何か書いたりすることはなかった。)

開始時間になり、まず他の1件の裁判が開始され、原告が原告席に呼ばれた。
被告側は誰も来ていない。
すぐに終了した。

次に、自分の裁判が開始された。

原告の自分が原告席に呼ばれたので、移動して席に座った。

次に被告側が呼ばれて、3人が移動して席に座った。
被告の階下の住人、マンション管理組合代表、弁護士、の3人のようだ。

マンション管理組合の代表者は住人の自主管理で毎年住人が持ち回りで役員をする。知らない顔の人で、割と高齢の人が多いこのマンションの中ではめずらしく若い人(男性)だ。

傍聴人席にはマンション管理組合の「ご意見番」の人たちが座っている。

まず開廷が宣言され、原告と被告について氏名が確認された。

次に、原告(自分)の側の口頭弁論になった。

既に提出した訴状と補充書の通りかと聞かれたので、その通りですと答えた。
(地方裁判所の場合、第1回の口頭弁論は「口頭」で主張をしなくてもよいらしい。)

次に、被告側も、答弁書の通りかを聞かれて、その通りですというようなことを答えていた。

次に、証拠提出について、原告のこちらだけ出しているのだが、証拠の提出物について確認された。これも、その通りですとだけ答えた。

裁判官がここで、被告の管理組合代表に対して、「マンション管理規約」「生活のしおり」を提出することを要求した。タバコとかについてルールが書いてなくても提出するようにと念を押していた。

推測だが、迷惑行為や性格妨害行為があった場合に管理組合が対処するというルールがあるかどうかを確認するのだと思う。

自分もこれは確認していなかった。あとで確認しないといけない。

最後に次の裁判の日程について、まず被告側の都合を聞いて、5週間後くらいに日程が決まった。こちらもその日程で問題ないと返答した。

次回は出頭を促す郵便とかが送られてこないので、注意するようにということだ。

あと、次回の裁判の準備書面の締め切りは次回の裁判の1週間前だ。それまでに相手の主張する内容に対して反論する主張を書いて出さなくてはならない。その主張を裏付ける証拠も必要だ。

閉廷となった。20分くらいで終わった。

もう帰ってよいのかと尋ねて、帰ってよいということなので、退出してすぐ裁判所を立ち去った。 (出頭カードは結局、書かなくてよかったようだ。)

緊張して、疲れた。

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