Nintendo Switchのリングフィットアドベンチャー用リングコントローラー(Ring-Con)を分解してみた。
筐体に、プラスのネジが4か所あるので、細いプラスドライバーで簡単に筐体部分を開けることができる。
リング部分の継ぎ目が金属のアルミ合金っぽい部品で結合されている。
そして、その中心部分に ひずみゲージらしきセンサーが貼りつけてあり、3本の電線が出ている。
ひずみゲージなら2本の電線が出ているだけだろうと思うのだが、ひょっとすると、ひずみゲージとブリッジ回路とか測定用のICをワンチップ化したセンサーみたいなものなのかもしれない。
基板上には、F038G6(?)というマーキングの28ピンのICが載っている。これがCPUだろう。
省電力で動くマイコンで、高速なUARTを備えているマイコンだと思われる。
Nintendo SwitchのJoy-Conのスライド式レールのところにある接続端子でJoy-ConとRing-Conが繋がっている。
写真のフレキケーブルがつながっている部分がJoy-Conからの信号が来ている場所だ。
フレキコネクタとマイコンの付近にバス電圧の変換回路っぽいものが3つある。UARTのTXDとRXDと、あと1本なにかWakeup用か外部からリセットを掛ける用とかの信号線があるようだ。
Wiiリモコンにヌンチャクというのを繋いでいたのと似たような拡張の仕組みだと思ったのだが、接続バスはI2Cではないらしい。