小型冷凍庫の調子が悪く、中の冷気が漏れやすくなっていたので、修理をしてみる。
中に入れたアイスとかが溶けてしまうくらいに最近1ヶ月くらいで急に小型冷凍庫の調子が悪くなってしまったのだが、原因がよく分からない。
小型冷凍庫の扉の気密を保つためのクッション部分が一部取れてきてしまっているので、そこから僅かながら冷気が漏れているのかもしれないと思った。最近も5cmほどのクッション部分が取れてしまったので、それが急に冷えなくなった原因の可能性が高いのではないかと思った。
修理のため、ホームセンターのゴムシートとか売っている売り場で、灰色で固めのスポンジみたいなクッション材を買ってきた。
元の白いクッション材を一旦除去して、もとのクッション材が貼り付けてあった溝に、同じくらいの幅にカットした新しいクッション材を両面テープで貼り付けた。
元の白いクッション材は厚さがだいぶ薄いものだったのが、新しい灰色のクッション材は厚さが5mmくらいだ。溝の奧にきちんと両面テープで貼るという作業がちょっと難しくて、だいぶがたがたになってしまった。
あと、クッション材の奥行き方向の幅も、ちょっと多めにしすぎてしまったので、貼り付けたあとからカッターナイフでカットした。なので、切断面が波打ったように不揃いになってしまった。
本来は、扉側と、本体側と両方にクッション材が備わっていたのだが、本体側のクッション材はだいぶ前に全部脱落してしまっている。
それでもいままでは十分に冷えていたのだが、扉側のクッション材もだいぶ劣化してきてしまっていた。
なので、扉側のクッション材の欠損してしまった部分を補修するだけでなく、全体を取り替えた。
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あと、いまさら気がついたのだが、この小型冷凍庫を稼働させると、筐体にひずみが生じるのか扉のしまり具合が悪くなるようだ。
なので、クッション材を交換したあと、稼働させる前にはちゃんと閉まっていたドアが、稼働させて冷えてくると扉がうまくしまらなくなりロックしなくなってしまった。
なので、クッション材の出っ張った部分をまた少しカッターナイフで切り落として調節した。
ひずみのせいでどうしても隙間が生じてしまい、そのすきま部分の冷気の僅かな漏れている箇所に霜が発生する。
その霜で凍った分の氷の厚みで隙間が埋められて冷気を保っているみたいだ。
ただ、開け閉めのたびにその霜が成長して、扉が閉められなくなるというのが今までにもよくあったので、今回の修理後もまたその症状は続きそうな気がする。
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とりあえずクッション材を交換したあと、青色の四角いパッケージ入りの保冷剤を入れて稼働させてみたところ、ちゃんと凍るというのが確認できた。
コンプレッサーや冷媒とかの故障ではなかったようなのでよかった。