DAISO Lightningケーブルがよく断線するので樹脂部分を少し削って中を見てみた。L字型のやつだ。
iPhone/iPadのLightningケーブルが故障しまくるので困っていた。
Apple純正品は壊れやすいので、丈夫な互換ケーブルとかを試していたのだが、それも駄目だった。
・iPhone/iPad用のLightningケーブルが故障したので互換品に買い替えた
出費を抑えるために、小さい変換アダプタをmicroUSBケーブルと組み合わせるというのも前に試していた。(特にモバイルバッテリーと一緒に持ち歩く場合にケーブルを減らせるという利点もあったので。)
・Lightningケーブルが故障しまくるんですが
ただし、iPadの充電で使うとiPadから細い部品が4cmか5cmくらい飛び出す形になるので見た感じ壊しそうで危なっかしい。(L字タイプのmicroUSBケーブルも同様に故障してしまうし、補充しようと安売りのを探しても見つからない。結局100円ショップなども安いストレートタイプのmicroUSBケーブルに繋げて使っている。)
100円ショップのDAISOで安いL字型ケーブルを見つけてからは、ずっとこれを購入している。ちょっとケーブルの長さが短いのだが、USB延長ケーブルもダイソーで売っているものを購入して継ぎ足して使っている。(iPad不可と書かれているのだが、普通に使えている。)
なぜそんなに壊れるのかというと、充電ケーブルを繋いだ状態でiPhone/iPadを使用して取りまわしをするからケーブルのコネクタの付け根に余計な力が掛かってしまうため、断線してしまうからだろう。
そもそも充電ケーブルを繋ぎっぱなしというのはよくないのだが、放っておくとすぐ充電量が0%に干上がってしまって使いたいときにiPhone/iPadを使えないというストレスが大きく、そのデメリットのほうが大きいからしかたなくほぼ繋ぎっぱなしにしている。
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ケーブルのiPhone/IPad側のコネクタの付け根が断線しやすいっぽいので、ちょっと補強をして使っていた。
棒を添え木みたいにして、透明な梱包テープで巻いて固定した。
しかし、それもあまり効果がなかった。
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断線したケーブルの樹脂を削って中身を見てみた。
ちょっとずつ削ってみる。
L字の付け根の樹脂が細い部分が断線するのかと思っていたのだが、見た感じ断線してなさそうだ。というか断線しそうにない。
さらに削ってみた。
ケーブルのコネクタ部分の樹脂の中の配線用の銅線は、樹脂のなかをわりと自由に曲がってLightningのコネクタ部品に繋がっている。
樹脂を削ってみて分かったのだが、この樹脂は柔らかすぎる。まるで消しゴムのようにカッターナイフですぱすぱと切れる
断線の原因は樹脂の変形によりコネクタ部品と配線用の銅線との接合部が断線してしまうせいだと思われる。小さい変形の繰り返しで疲労破壊みたいに破断するのだろう。
意外と樹脂は柔らかくて、ケーブルが引っ張られて力がかかるとその力が樹脂の中の接合部分に簡単に伝わってしまう。特にコネクタに対して首振りや捻りの方向に弱そうだ。
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断線対策としては、ケーブルをぶらぶらとさせないように、iPadのジャケット型ケースにケーブルの途中を一旦固定させておくというのを試してみている。