PCエンジンの天の声2から液晶モニターの電源を取ろうとしたら容量が不足して映像にノイズが入ってしまった (天の声2にスピーカーとアンプを内蔵した改造のせいで容量が足らなくなったせいだった)

PCエンジンの天の声2から液晶モニターの電源を取ろうとしたら容量が不足して映像にノイズが入ってしまった。

天の声2の電源は5Vなのだが、液晶モニターの電源は12Vなので昇圧変換が必要だ。
USB端子から12Vを取り出すケーブル状の変換器を使った。

USB延長ケーブルを切断したものを天の声2の中の基板に半田付けして、5Vを取り出して、12Vへの昇圧ケーブルを取り付け/取り外しができるようにした。

この方法で接続してみたところ、映ったのだが、画面にノイズが入るのに気がついた。
音が鳴るときにそれに合わせてノイズが入る感じだ。


12Vの電源を天の声2から取らずに、外部から取るようにするとノイズが出なくなる。
電源の容量が足らないみたいな症状らしい。

天の声2にスピーカーとアンプを内蔵する改造をする前に、上記の5Vを取り出す改造をしていたのだが、そのときには天の声2から12Vの電源を取っても液晶モニターにノイズが出ていなかった。

天の声2にスピーカーとアンプを内蔵する改造をしたのが電源の容量が足らなくなった原因のようだ。
アンプの電源をOn/Offするスイッチを付けたので、それを使って天の声2を改造して内蔵したアンプの電源を切ると液晶モニターのノイズが出なくなった。
このアンプは意外と電源を食うらしい。

5Vから12Vへの昇圧で液晶の電源を取るのもロスがあるので電源を余分に食っている。もともと車載カメラ用の液晶モニターも明るい場所で使う用に画面を明るくするために電気を食っているというのもある。

液晶と音声アンプのどちらか片方だけなら天の声2の電源で動かせたのだが、この両方を一緒に使おうとすると足らないということだ。



対策として、液晶モニターの電源をPCエンジンのACアダプターの9Vを二股にして取るようにした。

電源の2股ケーブルを使った。

ただし、問題が2点ある。

1つは、ACアダプタの極性が逆ということだ。センターマイナスからセンタープラスに変換する必要がある。電源延長ケーブルを自作して、そのケーブルでプラスとマイナスを入れ替えるようにした。

もう1つは、PCエンジンの電源は9Vなのだが、車載カメラ用液晶モニターの電源は12Vということだ。
だが、車載機器の電源の車のバッテリーは12Vよりも電圧が下がることも多く、安定してなかったりする。それでも車載機器は動くように余裕を持って設計されているので、12Vよりも低い電圧で動くことが多い。
実際に試してみたところ、9Vでも動作した。


結果、天の声2に液晶モニターを取り付けるために電源を天の声2から取れないが、その代わりに電源を二股に分岐させることで電源問題を解決できた。

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