近鉄(近畿日本鉄道)の株主優待乗車券を金券屋で買うのがお得らしい

近鉄(近畿日本鉄道)の株主優待乗車券を金券屋で買うのがお得らしい。

金券屋/金券ショップに、名古屋から大阪までのJR回数券を買いに行った。
そこで、近鉄(近畿日本鉄道)の株主優待乗車券というのを教えて貰った。
近鉄で長距離の区間に乗車するなら、こちらのほうが安いそうだ。
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ネットで検索すると色々と情報が出てきた。
近鉄の「株主優待乗車券」で名古屋⇔大阪を格安移動! – 格安旅行ナビ

相場は1枚1500円くらいらしい。自分が買った店だと1600円だった。(有効期限の残り日数が少なくなると1500円とかあるいはそれ以下で安く売られるらしい)
伊神切手社 近鉄電車


名古屋駅から大阪駅に特急を使わずに行く場合。
・JRの在来線を使った場合、3350円かかる。(金券ショップで回数券バラ売りを買えば少し安い)
・JRで青春18切符だと、1回分で2370円。(金券ショップで使い残しを買えば少し安い)
・近鉄(特急なし)を使った場合、大阪難波駅までだが、2360円だ。
これらに比べると、
・近鉄株主優待乗車券は、1500円くらいなので、JRの半額以下と大分お得だ。

ただし、日帰りの往復で使う場合は、青春18切符の方がお得という計算となる。
青春18切符で日帰り往復が結局は一番安いのだけど、これは期間が限定だ。

名古屋から大阪難波まで近鉄で特急を使わない場合に掛かる時間は、3時間半くらい~4時間くらいだ。時間帯によっては乗り継ぎの待ち時間が余分に掛かってしまう。
朝6時くらいに出発すれば、午前10時くらいには到着できる。

ルートは、
近鉄名古屋 – 伊勢中川 – 鶴橋(近鉄大阪線) – 大阪難波(近鉄奈良線)というルートになる。
近鉄名古屋から伊勢中川間は、なるべく全区間急行を使う。
伊勢中川から鶴橋の間も、全区間急行で一気に行けないので、途中から急行に乗り換える。

(追記 – 名古屋から大阪を近鉄で特急を使う場合、「名阪まる得きっぷ」を金券ショップで買うと安く行くことができるというのがあるらしい。バラ売りで3150円くらいだとか。アーバンライナーという直通の特急電車を利用することで、かなり速く行くことができる。)


大阪以外だと、

名古屋から京都に行く場合。
・JRの在来線だと、2590円。(回数券を金券ショップで買っても安くならない)
・近鉄(特急なし)だと、2590円。金額はJRと同じだが、近鉄だと4時間以上時間がかかる。
 近鉄株主優待券を使用すれば、時間はかかるが一応安く行くことができる。しかし、あまりお薦めできない。

名古屋から奈良に行く場合。
・JRの在来線だと、3350円。
・近鉄(特急なし)だと、2250円。移動にかかる時間はどちらも3時間半くらいだ。
 近鉄株主優待券を使用すれば、1500円くらいなので、JRの半額以下で行くことができる。
 奈良行きに使うのはお薦めだ。

名古屋から神戸の三ノ宮に行く場合。
・JRの在来線だと、4000円。
・近鉄(特急なし)だと、大阪難波まで乗車したあと、阪神電鉄に乗り継いで2360円+410円の合計2770円で行けるようだ。
 近鉄株主優待券を使用すれば、1500円+410円の合計で約2000円くらいになる。これもJRの半額だ。

名古屋から鳥羽に行く場合。
・JRの在来線だと、2450円。快速みえを使って約2時間。
・近鉄だと、1710円。宇治山田経由の路線で、これも2時間。五十鈴川まで直通の急行電車を使う。
 近鉄株主優待券を使用すれば、少しだけ安く行くことができる。
 その先の賢島まで行く場合も安くなる。

(追記)
名古屋から伊勢神宮のある伊勢市駅に行く場合。(検索エンジンからこれを調べている人が多いようなので)
・JRの在来線だと、1450円。
・近鉄でも、1450円だ。
近鉄株主優待券(1500円)を使用しても安く行くことはできない。
JRの青春18切符(期間限定)1日分か青空フリーパス(土日祝日限定)を使って日帰りで行くほうが安い。鳥羽に行くのにも青春18切符のほうが安くなる。
近鉄ならば、新春全線フリーパスや週末フリーパスをうまく使うという方法もある。


名古屋駅でのJR線-近鉄線の乗り換え/名鉄線-近鉄線の乗り換えについて

乗り換え用の連絡改札口があるので、そこを使って乗り換えると、乗り換えの時間が少なくて済む。
使い方は、近鉄Webサイトにある。
近畿日本鉄道|近鉄名古屋駅のJR・名鉄乗りかえ用自動改札機をご利用の方へ

ICカードをJRや名鉄で使っている場合、先に近鉄株主優待切符とかの磁気切符を入れてから、ICカードをタッチすればよいということだ。


まとめ

青春18切符で日帰り往復が一番安いが、期間が限定される。
それを除けば、
大阪、奈良、神戸三ノ宮などにJR在来線の半額で行くことができる。
奈良の場合には、JR在来線よりも近鉄を使った方が速い。
大阪や神戸三ノ宮の場合には、時間が1時間くらいJRよりも余分にかかる。

※ 金額は現在(2015年10月)の時点のもので、将来変更されて条件が変わる可能性もある。




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