iPhoneのクローンケータイは可能なのだろうか?
最近、iPad mini Retina(iPad mini 2)の内蔵バッテリーが寿命を迎えたので、アップルストアに修理に持ち込んだら、新品に交換されてしまった。
中身はiTunesにバックアップを取ってから持ち込んで、新しいほうに書き戻した。
しかし、前のiPad mini Retinaのクローンというわけではなく、買い替えて、中身のうち移動可能なものを移行させたに過ぎない。
例えば、Bluetooth周辺機器のホスト側ID番号やペアリングの情報などは引き継がれないので、ペアリングをし直さなければならない。(最近、1つその罠にはまってしまった)
LINEのメッセージをクローンiPhoneで読み取れるのかもしれない。というのも最近話題になった。
→ 【衝撃スクープ】ベッキー不倫騒動のLINE流出の方法が判明 クローンiPhoneでリアルタイムに監視 | バズプラスニュース Buzz+
方法は、
(1) iPhoneをiTunesでバックアップを取る。
(2) 別のiPhoneにiTunesのバックアップを復元する。
という。
修理で新品に交換になったり、新モデルに買い替えたり、そういったときに本来バックアップを書き戻すのだけど、クローンiPhoneを作るのにも使用できたりするようだ。
ただ、これは厳密な意味でのクローンケータイではなく、単にアプリのIDが簡単にこっそり引き継いで使い回しできてしまうという話だ。
もし、
iPhoneの中の記憶素子を完全にコピーして移し替えることができたら、それはクローンケータイになるのではないだろうか?
ソフト的にそういうことは難しいのだが、ハード的に分解して記憶素子のフラッシュメモリのICを
基板から取り外してコピーするという方法があるようだ。
→ iPhoneの容量を16GBから128GBにたった7000円でアップグレード – GIGAZINE
iPhoneのフラッシュメモリの部品を交換して容量を増やすという中国の怪しいサービスがあるらしいのだが、交換時にメモリ部品を中身を吸い出したり、コピーしたメモリ部品を別のiPhoneの基板に取り付けたりして、同じメモリ内容を持ったiPhoneを2台にするというのを上記の記事では試している。
これはクローンケータイになるのではないだろうか?
入れるSIMが別なので同じ回線が使えるクローンではないが、SIMも中国ならコピーとか作れそうな気がする。