コモドール64のクラシックゲームのN in 1互換機を手に入れたが、うまく動かない (その2)

前回の続き
どうやら出力される映像信号がPALらしい。

PAL→HDMI変換器を買って試してみた。
Rimg0003
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(セリ) Cyelee 1080P対応 ミニHDMIをコンポジットへ変換 映像ケーブル HDMI to AV(CVBS)小型コンバーター HDMI信号をRCA/映像音声アナログ信号へ変換アダプタ NTSCとPAL出力対応可能 ドライバ不要 USB電源供給(Amazon)

しかし、画面が白黒になってしまう。
最初は、PAL→HDMI変換器の故障を疑った。
別のPAL→NTSC変換器を買って試しても、同様に画面が白黒になってしまったので、どうやらコモドール互換機の方が壊れているのではないかという疑いが出てきた。
初期不良というやつだと思う。

ネットでいろいろと情報を漁ってみた。
このコモドール64互換ゲーム機は、C64DTVと呼ばれるもののようだ。
C64DTV – C64-Wiki
C64DTV – C64-Wiki de
初代C64DTVは、NTSC版でアメリカで売られていた。
2代目のC64DTVは、PAL版でヨーロッパで売られたが、これはハードの初期不良でカラーがちゃんとでないものが多かったらしい。
自分の持っているのもこれに該当するようだ。
(上記のWikiの写真を見ると外観で世代が判断できそうに見えるが、自分のところにあるものは写真のものとは外観が異なっている。実際は初代の途中のロットから2代目と同じに外観は変えられているのだと思われる。)

自前で修理できればいいのだけど、どうすればいいだろう?

ネットで探してみると、C64DTVに修理や改造というのはいろいろと例があるようだ。

2代目C64DTVは、PAL用なのだけど、NTSC版の回路も入っているので分解して配線しなおせばNTSC版として使うことができるらしい。
だだし、中に入っているゲームソフトはPAL版の2代目C64DTVとNTSC版とで異なっている。
NTSCとPAL両対応しているゲームソフトが大半なのだけど、PALのみやNTSCのみ対応のソフトも存在するため、収録内容が違っている。
それなので、PAL版のC64DTVを改造してNTSC出力するようにできたとしても、PALのみ対応のゲームは遊ぶことができない。

PAL版C64DTVのカラー回路の設計がそもそもダサいので、作り直す改造というのもあるらしい。
C64DTV Color Fix

S-Video出力に改造するというのもある。
C64 DTV S-Video mod – Commodore 64 (C64) Forum

他にも外付けキーボードを取り付けるとか、外付けFDDを取り付けるとか、すごく改造で楽しめるゲーム機だ。
C-64 DTV Hacking
DTV Mods – C64 DTV Hacking Wiki

キーボードを取り付けてどうするのかというと、C64DTVの隠しコマンドでBASICを動かすことができるようだ。
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起動時この画面が出ているときに、方向ボタンを左右に動かすとゲームメニューが起動する代わりにBASICの状態でストップして、好きに操作できるようになる。




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