Anovaで簡易版の味噌を作ってみる。(Anovaを使ってみるシリーズ)
材料は、大豆粉と塩麹だ。
普通は味噌を作るには大豆と麹と塩を使うらしいのだけど、手抜きで大豆粉を使った簡易版だ。
塩麹は、パック入りのどろどろのタイプのやつを使う。(発酵に使うことができる活きているものを使う)
ジップロック風のフリーザーバッグに塩麹と大豆粉を入れて、袋ごと揉んで混ぜ合わせる。
袋から空気を追い出しておく。作業中は、袋の内側に手を触れて汚染しないように気をつけること。
Anovaを60℃に設定して、48時間ほど低温加熱してみた。途中で何回か袋を揉んでかき混ぜた。
48時間(2日間)で、もともとクリーム色だった大豆粉が味噌のような色になり、味噌の香りがフリーザーバッグからわずかに漏れて匂ってきている。
普通はこれ以上発酵が進まないようにアルコール(酒)を混ぜるようだが、すぐに使い切ってしまう予定なので、アルコールを混ぜるのは省略した。
食べてみたが、ちょっと味噌の風味が弱い感じだ。
大豆粉だと駄目なのだろうか、それとも2日という短時間での発酵だとあまり風味が出ないのだろうか?
あるいは水分を抜いて凝縮させる必要があるのかもしれない。