超音波洗浄機で酒に超音波をあててみる – その5 – 苺酒を作ってみる

超音波洗浄機で酒に超音波をあててみるシリーズ

果実酒を作るときに超音波に当てると非常に短時間に作ることができるというので色々と試している。
苺をお酒に漬けたら美味しいらしいので、試してみることにした。
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焼酎とブランデーとウイスキーを試してみる。

まず、苺のへたを取り、洗ったあと、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で冷凍する。

一度冷凍すると果物のエキスが出やすくなるらしい。チューハイなどで氷結した果物を使ったものが流行ってたりする。

ワンカップ弱の酒を保存瓶に入れて、瓶1つに対して苺を3個入れた。
使った酒は、焼酎の黒霧島、焼酎のいいちこ、ブランデー、ウイスキーの4種類だ。

超音波洗浄機にセットして2日間だけ超音波を当ててみた。
超音波洗浄機はリレーを使って間欠動作させるような仕組みにしている
20分毎に5分間だけ稼働して超音波が発生する設定にしているので、正味は12時間当てたことになる。

結果、イチゴの赤い色が酒に染み出て、イチゴの表面の赤色が抜けてきた。

ロックで味見をしてみた。
全部に言えることだが、150ccくらいの量に対して苺3個では苺の風味がちょっと弱い感じ。

プランデー漬けは、ほのかに苺風味のブランデーという感じ。
少しアルコールが抜けている。とはいえ飲むと酔っ払うくらいにはまだアルコールが残ってる。

ウィスキー漬けは、ウィスキーのクセの有る味がベースでほのかに苺風味だ。

いも焼酎の黒霧島漬けは、焼酎の味がベースだが、これも少しアルコールが抜けてマイルドになっている。それに加えて、ほのかに苺風味がする。

麦焼酎いいちこ漬けは、クセが少ない感じで、苺風味はやっぱり少しだけなのだけど、4つの中では一番苺の風味がよく感じられた。

いいちこイチゴ漬けが一番よいみたいだ。

梅酒やその他の前回作った果実酒のような濃厚な味がしないのは、氷砂糖やザラメ糖を入れてないから浸透圧の関係でエキスがあまり出なかったからだろうか?


追記

冷凍の苺とザラメ糖と焼酎(麦焼酎いいちこ)を再度漬けて、超音波洗浄機で超音波を2日間当ててみた。(間欠動作させているので、超音波を当てた正味の時間は12時間程度)
苺が前回よりも小粒だったので、ひと瓶に3個の冷凍の苺を入れて漬けた。

見た目は前回の苺の焼酎漬けと一緒のようだが、味が濃い。

やはりザラメ糖の浸透圧で果物のエキスは出やすくなるようだ。

漬けた後の苺は、水と砂糖と鍋に入れて加熱して苺ジャムにした。

加熱した最初には凄く強烈な苺の匂いがしたのだが、出来上がったジャムはそこまで強い匂いがしない。




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