Amazon Echo Dotで、iRemoconを使おうと思ったけど断念した。
昔、iRemoconというスマートフォンで遠隔で操作できる学習リモコンを買っていたが、結局は使わずに仕舞ってあった。
Amazon Echo Dotで、Alexaに対応したスキル(アドオンのソフト)があるので再び引っ張り出して使ってみようと思った。
久しぶりにiRemoconに触ったので、初期設定からやりなおした。使い方とかはすっかり忘れている。
説明書どおりに初期設定ができない。
最初にiRemoconの動作モード切り替えスイッチを設定モード側に切り替えて電源を入れ、WiFiの親機として起動し、iRemoconにスマートフォンなどでWiFi接続をする。ところが、iPhoneでいくら試してもうまく接続ができない。
ちょっと思い出したのだが、昔もこれはうまくいかなくて、iRemoconの有線のLANポートにLANケーブルを繋いで、ノートPCから有線でアクセスして、ブラウザ上で環境設定をしたのだった。
この問題について、いまならファームウェアとか更新されて直っているかなあ?とか思ったので調べたが、当時からファームウェアのバージョンは変化がなく、買ったときに入っていたファームウェアが現時点でも最新版だった。直ってないらしい。
次にiPhoneにiRemoconアプリをインストールして、iRemoconと連携させる。このとき家の外からの遠隔操作についてはやらないのでスキップして設定した。
無事iPhoneからエアコンのリモコン操作をすることができた。
ここまでは昔に試したのと同様だ。
次に、Amazon Echo Dotと連携するため、AlexaのiRemoconスキルを有効にしてみようとしたが、どうやらiRemoconを家の外から制御する設定が無い場合にはスキルを有効化できないらしい。
iRemoconは、家の外から制御するにはメーカーの用意したクラウドサーバーを経由して操作するので、月額で利用料金が掛かる。有料ユーザーにならないと駄目だということだ。
なんだか馬鹿馬鹿しくなったので、Amazon Echo DotでiRemoconを使うのは断念した。
前にも思ったのだが、わざわざ家の中のスイッチ1つを制御したり監視したりするのにシリコンバレーとかの遙か遠くのサーバーにアクセスしてAPIを叩いてとか。「牛刀割鶏」だと思う。
→ IoTは「牛刀割鶏」なのか
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追記
他にAmazon Echo DotやGoogle Home Miniで利用可能な学習リモコンを探してみている。
例えば、au HOMEの光リモコンなどが見つかったのだが、これも月額の契約が必要なようだ。
あと他は、IFTTTと組み合わせて動かすものばかりのようだ。懐かしのIRKitとか。
いろいろ積んだままになってるので、引っ張り出して試してみようかなあ。
→ 赤外線リモコンhack用の機器を積んでいる
さらに最近だと、eRemote miniというのが流行っているようだ。安い並行輸入品RM3 miniもあるみたいだが、技適の問題があるし、BANされて利用できないようになったらしい(?)ので、ちょっと高いけどもし買うのならば正規の代理店のものを買うべきなのだろう。