Windowsタブレット用のハコビジョン風のHMDを作ってみた

Windowsタブレット用のハコビジョン風のHMDを作ってみた。

以前、ハコスコ風のWindowsタブレット用HMDを自作し、カメラを使ったARアプリでAR電卓とかを動かして使っていた。

AR(拡張現実)用に使うのに透過型HMDの方式もやってみたいと考えていて、ハコビジョンみたいな感じに上にタブレットを乗っけて作れるのではないかと前々から考えていた。
軽量な中華Windowsタブレットを手に入れたので、これに合わせて作ってみようと思い、材料を探して集めていた。
材料のハーフミラーが手に入ったので、とりあえずダンボールでそれっぽいものを組み立ててみた。
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前に作ったハコスコ風のものを比べるとこんな感じ。

ちなみに、ハコビジョンの仕組みはこんな感じになっている。
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ハコビジョンはハーフミラーのような高い材料は使わずに、透明の板で反射させている。
プリズムみたいな仕組み(?)で反射させて、奥が暗くなっている部分に上面のスマートフォンの映像を投影している。

自分が作ったハコビジョン風HMDは、ハーフミラーで奥の窓の景色と、上面のタブレットの画面とを合成して表示させる仕組みになっている。
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ハーフミラーは、大きめのを買って、ハサミで切って使った。
ポリカハーフミラーUD h290(Amazon)

反射率が高いので、タブレット画面の輝度を一番低い設定にして使っているが、それでもタブレットの画面が明るく映りすぎる感じだ。
自作ソフトで表示する際に工夫して暗めに出力する必要があるようだ。

AR的に使うにはカメラが必要なので、タブレットのカメラを90度撮影方向を変えるための潜望鏡式のレンズを使う。
横撮りレンズ 横に寝かせたままでも動画を撮影する事が出来る潜望鏡レンズ・取り付け取り外しが簡単なマグネットマウント方式 iphone/スマホ/ipad(Amazon)
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例えばARマーカーを撮影して、その位置に何か表示させるとかのソフトを作ってみたい。

まずは、単にカメラの映像から画像処理して輪郭抽出して、透過する窓の景色に重なるように表示するソフトを作って、光学系とCG処理系の調整をしようかと思う。




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