食品乾燥機フードドライヤーを買ってみて、牛肉や豚肉や鶏肉のジャーキー作りを試してみている。
挽肉で作るといいらしいというのを知ったので、試してみる。
ジャーキーガンという道具を買ってみた。
牛ミンチ肉と、ジャーキーシーズニングを混合して、ジャーキーのタネを作り、ジャーキーガンの筒の部分に入れる。
ジャーキーガンの引き金をゆっくりと引き絞ると薄く延ばされたジャーキーのタネが出てくる。
フードドライヤーで乾燥させると完成。
試食してみた。
ちょっと柔らかいジャーキーになった。
燻製にしていないのだけど、ほのかに燻製っぽい風味がする。
さらに燻製(熱燻)にしてみた。
5分くらい燻製したら、熱を通し過ぎたみたいでジャーキーが固くバリバリした感じになってしまった。
燻製にしなくてもよかったようだ。
このジャーキーガンや一緒についてきたジャーキーシーズニングというのが日本で売っていないようだ。
無くなったら今度は自分で香辛料を混合して同じような味付けを作ってみたい。
似たような名前のチキン用のジャークチキンシーズニングというのは売っていて、Amazonで購入した。
ジャーキー用ではなくて、ジャークチキンというジャマイカ風の料理に使う香辛料らしい。
ジャークチキンシーズニング (袋) 100g(Amazon)
試しにチキンの挽肉と、このジャークチキンシーズニングを使ってジャーキーを作ってみた。
タネを混ぜ合わせたら、サランラップに挟んで薄く延ばす。
(ジャーキーガンは使わない)
サランラップの片側だけめくって、フードドライヤーで乾燥させる。乾いてきたらサランラップを取り外して、さらに乾燥させる。
いい感じに乾燥してジャーキーっぽくなった。
食品用はさみでカットして完成。
食べてみたが、ビーフジャーキーの香辛料に比べるとちょっとおとなしい感じの味だ。
もう少し多めにジャークチキンシーズニングを入れてもよかったようだ。
牛肉、鶏肉と試したので、ついでに豚肉も試してみる。
前に台湾の土産に貰ったという蜂蜜漬けのポークジャーキーが美味しかったので、同じようなものを作ってみたい。
豚の挽肉と粗挽き胡椒と砂糖、塩を混ぜてタネを作る。
ちょうどソーセージの材料みたいな感じだ。
ジャーキーガンにはソーセージ用の細いアタッチメントもあったので、ついでにソーセージも作ってみたい。
しかしソーセージの皮の羊腸が売っていなかったのでジャーキーガンでソーセージを作るのはあきらめた。
タネの一部を取り分けて、蜂蜜を混ぜて、サランラップで薄く延ばした。
フードドライヤーで乾燥させた。
見た目はいい感じに見える。
試食したが、ちょっと味が薄い。
胡椒だけでは香辛料が弱いし、塩味と甘みが打ち消しあってあまり塩味や蜂蜜味が感じられない。
とはいえ、台湾の蜂蜜漬けポークジャーキーに一歩近づいた気がする。
蜂蜜なしのポークジャーキーも作ってみた。
これも味が弱い感じだ。
同じタネをソーセージ形状にしてサランラップに包んで蒸してみた。
粗挽きソーセージっぽいものができた。
不思議なことに、こちらは味が弱いとは感じなかった。
食感は、ハンバーグみたいな食感になってしまった。つなぎに片栗粉を入れてもっと練ったほうがよかったようだ。
味を甘くし香辛料を工夫して、台湾式の甘いソーセージみたいな風味にしたらいいかもしれない。
台湾式ソーセージも比較用に購入して食べてみた。
やはり甘くて日本のソーセージとは風味が異なっている。
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追記
挽肉ジャーキーの乾燥は、
温度設定63℃以上で、8時間以上乾燥すること。
→ HACCP関連情報データベース 家庭用乾燥器で加工した挽肉,成形ビーフジャーキーでの大腸菌O157:H7の生存性
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さらに追記
ポークジャーキーについて、さらに色々試してみている。
→ フードドライヤーを使ってみる – その6 ポークジャーキー作り
いきなりで申し訳ありません。
先日このサイトを参考に作ってみたのですが
油の量がすごく出来上がりも油の味しかしない物体になってしまいます…
解決方法があれば教えてもらえないでしょうか?
肉は、何を使用されたのでしょうか?
脂が多いという話なので豚肉でしょうか。
豚肉のジャーキーについては私もいろいろと試行錯誤しています。
ショウガやニンニクやトウガラシを加えたり、豆味噌とオイスターソースを少し入れたりすると味が良くなった気がします。
返信ありがとうございます!
やはりミンチは難しいのですかね…
豚牛のミンチなのですが写真のように作るには
しっかり練る必要があるのでしょう?
ミンチは粒状の感じがしなくなるまで混ぜて練りました。
味付けについては、この記事の続きで、
「フードドライヤーを使ってみる – その6 ポークジャーキー作り」
というのを書きましたので、ご参考まで。