税務署に確定申告に行ってきた。
結構時間が掛かったが、青色申告と確定申告を済ませることができた。
そのとき起きたちょっとした珍事について覚え書きしておく。
プチ大家の分の青色申告は、なんとか決算書の書類を税務署の職員さんに聞きながら手書き書類を書き込んで埋めて作成することができた。
貸借対照表は複式簿記をつけていないので、あやしい感じでちゃんと右側の数字と左側の数字が合わなかった。原因は銀行口座の残高の分で振り込み手数料とか利子だ出た分とかそういうのをちゃんとしてなかったり、他にも細かい部分でミスがあるようだ。まあ大した額ではないので、気にせず提出ということになった。
そして、作成した青色申告書と、去年退職した分の退職金と給料の源泉徴収票と、その他の控除用の領収書や証明書を使って確定申告の書類の作成をした。
税務署の職員がついてくれて、国税庁webを使って上記を入力して書類を作成するというのをやった。
パソコンの操作が苦手という言い訳をして、職員さんに全部入力をして貰った。
しかし、ここで珍事が発生した。
退職金の源泉徴収票の入力の画面で、退職金の金額と、源泉徴収額と、勤続年数、勤続開始日と退職日を入力して登録しようとしたときに、エラーが出て登録ができなくなってしまった。
入力した数字が間違っているというような内容のエラー表示だった。
間違っているもなにも、源泉徴収票の数字そのまま入力するだけだし、一部上場企業が発行している源泉徴収票の計算が間違っているということも考えづらい。
その職員さんが困ってしまって、近くのベテランっぽい別の職員に聞くのだけど、
退職金は分離課税だから申告しなくても(入力しなくても)課税額が変わらないんじゃ無いの、とかいい加減なことを言ってあてにならない感じだった。
(あらかじめ還付額が増える見込みなので、退職金も今回わざわざ申告したのだけど)
その職員さんは、退職金以外の分をPCに入力して確定申告書作成を進めて仮計算し、税金の還付額を算出し、退職金の分を手計算で電卓で計算して退職金も申告した場合に還付額が変わるかどうかをチェックした。
結果、退職金も申告したほうが還付額が増えるようだということが分かったので、その職員さんも覚悟を決めたようで、手書きで確定申告書を作るということになった。
そして、ひたすら手書きで数字が一杯入った確定申告書を作っていた。(珍しい事例のようだ)
一時間近く自分はぼーっと待っていた。
最後に申告書の内容を確認して自分の名前と住所を記入してハンコを押して終了。
職員さんの頑張りに感謝だ。
自分で国税庁webで確定書申告書作成をしていたら多分ハマって解決できなかったところだ。やばい。
退職金を確定申告で入力する人は注意したほうがいいのかもしれない。
あと、税金の還付用の口座を指定するのに、自分はジャパンネット銀行を指定しようとしたら駄目だった。
他の口座の番号のメモを用意していなかったので、郵便局で受け取ることになってしまった。
頑張った甲斐があり、20万円以上の還付の予定だ。