能登半島に1泊2日で行ってきた。青春18きっぷを活用した節約旅行だ。
今回のメインの目的地は、のと海洋ふれあいセンターという場所だ。水族館や水族館っぽい場所に行ってみるという旅シリーズの一環だ。
のと海洋ふれあいセンターは能登半島の北部のだいぶ先端に近いほうにあるので、名古屋から日帰りで行くのは無理である。
なので、金沢のあたりで1泊して出かける計画をした。
1日目、早い時間に石川県に着くために、深夜の0時に名古屋駅を出発して大垣駅まで移動し、早朝の大垣駅からの始発に乗って石川県に向かう。(大垣駅終電利用)
青春18きっぷで、大垣駅-米原駅-敦賀駅-福井駅-金沢駅と乗り継ぎした。
朝10:02、金沢駅に到着。
金沢駅から先は、IRいしかわ鉄道になるのだが、津幡駅から先の七尾駅方面はJRなので、特例で青春18きっぷを使って乗車することができる。
10:31金沢駅発の電車で津幡駅方面に向かう。
本津幡駅に到着。天気は快晴で、夏の暑さがつらい。
津幡町のまちなかを歩いて、まちなか科学館という場所に立ち寄ったあと、中津幡駅まで散策した。
まちなか科学館の話はここでは省略。別途blogエントリを分けて、そちらに書く。
この科学館の開いている時間が、この日は11時~12時と短いので、それに合わせてくるのに苦労した。
中津幡駅からまた電車で一旦金沢駅に戻って、昼食を取った。
金沢駅のエキナカの店で、ハントンライスというのを食べた。
食後にまた七尾方面の12:30の電車に乗り、今度は羽咋駅(はくいえき)まで乗車する。
宇宙科学博物館コスモアイル羽咋に向かう。駅から徒歩10分くらいと距離が近いみたいなので駅から徒歩で向かった。(徒歩10分かと思ったら、意外と距離があり歩き疲れた。)
アメリカやロシアの宇宙船の貴重な実物が展示されているという博物館だ。
展示物をいろいろと見学した。
羽咋は、UFOの町と呼ばれているらしい。
羽咋駅に戻り、羽咋駅でレンタサイクルを借りて、千里浜方面に向かった。
自転車で、まず道の駅 のと千里浜に行った。
足湯をやっていたのだが、ここでは入らず、あとで近くの温泉施設のユーフォリア千里浜に行く予定だ。
道の駅で特産品とか土産物とかをひやかしで見てまわった。
道の駅から自転車で西方向の千里浜の海岸に向かう。
千里浜IC近くの高速道路の下を通ると、高速道路の脇に自転車道がある。道の駅側からの行き方に案内看板とかが無いのでちょっとわかりにくかった。
自転車道は、海岸から少し内陸側で、海岸がほとんど見えない。高速道路脇なので空気もあまりよくない。結局、自転車道には行かなかった。
自転車道を無視して、千里浜の海岸に行った。天気がちょっと曇ってきているが暑い。
車で砂浜を走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」という場所だ。
自転車で北方向のドライブウェイ終点まで走った。
ドライブウェイの終点の千里浜レストハウスで休憩した。
レストハウス付近には砂像がたくさんあった。
自転車でだいぶ走って疲れたので、温泉施設のユーフォリア千里浜に自転車で移動し、入浴して長めの休憩をした。
460円で温泉に入浴できるので、お得感がある。
温泉は麦茶のような茶色の湯で、肌がつるつるになる感じの湯だった。
入浴後、ついでにここで夕食まで長居して食事しようか悩んだのだが、やめておいた。
あとから気が付いたのだが、ユーフォリアという名前はUFOから取っているのだろうか?
羽咋駅に戻ってレンタサイクルを返却し、電車で金沢駅に戻った。
宿とかを予約していなくて、ネットカフェに行った。
完全個室タイプで割と居心地が良かった。ネットカフェにありがちなタバコ臭いというのもなかった。ただし、ちょっと料金が高めだ。
24時間営業のファミリーレストランも併用した。
金沢駅前には謎の構造物がある。
夜は、ライトアップされていてきれいだった。
初日の旅程は終了。
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2日目、早朝に金沢駅に行き、のと海洋ふれあいセンターに向かって出発した。
金沢駅から4:54の七尾行き始発電車に乗車。
七尾駅で、のと鉄道に乗り換えする。
ここから先は、青春18きっぷは使えないので切符を購入する必要がある。
切符は、のと鉄道とバスが乗り放題になるフリー切符「奥能登まるごとフリーきっぷ」を買った。
実は、ここで間違えてのと鉄道のみのフリー切符を購入してしまった。
払い戻しをしてもらったが、手数料230円分、損してしまった。
購入したフリー切符でのと鉄道の始発列車に乗車し、終点の穴水駅に着いた。
穴水駅からは、バスで能登半島先端の珠洲方面に向かう。
珠洲行きの特急バスだ。停車するバス停が少ないというバス運行になっている。運行本数は非常に少ないので注意。
バスを待っている間に強い雨が降ってきた。スマートフォンで天気を調べて雨雲レーダー情報を見ると局所的な雨みたいだ。目的地の九十九湾で雨かどうか見てみたが、とりあえず大丈夫っぽい。
バスで越坂(おっさか)というバス停まで乗車する。
1時間半ほどバスに乗車して、越坂バス停に到着。
越坂バス停は、九十九湾バス停の次に停車したバス停だ。(特急バス以外の普通の路線バスだと九十九湾バス停までしか来ない場合もあるが、その場合は特急バスがスキップしたバス停があるのでバス停3つ分(2つ?)を徒歩で移動することになる。)
バス停から歩いて、のと海洋ふれあいセンターに向かう。天気は大丈夫そうだ。
バス停の先に案内看板が見えるので、そちらに行けばよい。
徒歩5分くらいで、のと海洋ふれあいセンターに到着。
のと海洋ふれあいセンターを一通り見学した。詳しくは、別のblogエントリのほうに書く。
センターの見学後、駐車場のそばに食堂っぽいのがあったのだが、行かなかった。
近くのホテルのときんぷらの食堂の「能登丼」というのが気なったので、そちらに行くことにした。
ホテルのときんぷらに着いた。しかし、食事は予約のみで、飛び込みでは食事できないということだった。
九十九湾バス停まで歩いて移動した。晴れてきた。
九十九湾にイカの駅というのが2020年に出来るらしい。
バス停に着いた。
バス停のそばにハイカラな建物がある。
レストランか何かかと思って行ってみたら、のと鉄道の廃線になった区間にあった駅「九十九湾小木駅」の建物の跡で、いまは集会場になっているようだ。
バスで穴水駅に戻って、駅のそばの寿司屋で能登丼のコンパクトサイズのものを食べた。
ちなみに能登丼というのは能登半島の名物の海鮮丼だ。
よく見たら、ホテルのときんぷらの能登丼は事前予約と書いてあった。しかし、それ以外の食事ができなかったのはちょっとどうかと思う。
穴水駅を14:30に出発した。
観光列車だ。フリー切符の場合には予約のみの特別車には乗れないが、レギュラーの車両には席が空いている場合に300円の追加料金で乗車できると、切符には書いてある。しかし、土日は例外でレギュラー車にも乗車できないということだった。
その代わりに、連結されている普通車両には乗車できるということだ。ちょっとややこしい。
普通車両は、花咲くいろはというアニメの車両だった。こっちの車両のほうが特別車に見える。
普通車両でも、観光列車ならではの景色のよい場所での徐行運転と添乗員(車掌?)による解説があって楽しめた。
七尾駅でJRに乗り換えて、青春18きっぷで電車を乗り継いで、名古屋駅に着いたのは23時50分を過ぎていた。