膝を痛めてしまった話の続き。
なかなか直らないしサポーターもあまり効果が無かった。
我慢して医者に通って注射を打ち続けていて、最近ではやっと痛みが少し治ってきた気がする。
膝の痛みと付き合うのに参考書をKindleで購入して読んでみた。
この本は、膝の痛みの発生のメカニズムの説明と、治療について書いてあり、だいぶ参考になった。
9割のひざの痛みは自分で治せる (中経の文庫)(Amazon)
ちょっとメモを書いておく。
・痛みは関節の軟骨がすり減ったり半月板が損傷したりして炎症が発生して起きる。
あるいは関節包の膨張(いわゆる膝に水が溜まる)で炎症が発生して起きる。
・ひどい炎症による急性の痛みは、湿布や飲み薬で抑える。
慢性的な痛みは保存治療する。
・保存治療ではサポーターを使うのが一般的だが、外骨格的な重装備の物でさえ膝を安定させる効果は薄い?
布を巻くタイプのサポーターは、支える効果よりも圧迫感で膝に意識を向けさせて注意して歩くようになる効果のほうが大きい?
サポーターとはちょっと違うが、足の底に外側を高くする足底板を貼るという方法がある。
・保存療法では運動療法が大事。
ストレッチで関節を柔らかくし、膝周辺の筋肉を鍛えて膝関節への負担を減らす。
特に太腿の部分の大腿四頭筋を鍛えるべき。(ウォーキングよりも先に)
ウォーキングが初心者向け。水中ウォーキングもお薦め。
・減量して膝への負担を減らすとよい。
・最後は医者での治療。
膝の水を抜くとか、ヒアルロン酸を関節包に注射するとか。
関節炎以外に痛風や他の病気の可能性にも注意する。
上記のうち大体はやってみている。
サポーターを試したり、医者で色々診て貰ったり、注射したり、フィットネスジムでストレッチや運動をしたりしている。
足底板というのは面倒なので試していない。
自分の場合、一番効果があったのはヒアルロン酸注射のような気がする。
去年膝の痛みが酷くなる前は、むしろ足の付け根の股関節や、足の裏の踵の部分や土踏まずの少し前の方が痛くなることが多かった。
足の裏については、子供の頃から長時間立っていたりすると酷く痛んでしまって、長い時間の立ち仕事みたいなものが非常に苦痛だった。高校生くらいの頃とかアルバイトで立って一日仕事をすると夕方には酷く痛んで苦痛だったのを思い出す。
その後、長い間で足が痛みが出にくい自己流のすり足っぽい歩き方をする癖がついてしまったようだ。
で、最近フィットネスジムに通うようになって歩き方を矯正し始めたら膝の痛みで悩み始めたのだった。
膝の治療をしつつ歩き方も直るとよいのだけど、足の裏の痛みは別物で他に原因があるかもしれない。