電動水出しコーヒーメーカーを自作できないだろうか – その3

電動水出しコーヒーメーカーを自作できないだろうか。という話の続き。

短時間で水出しコーヒーを作るには圧力をかけるとか循環させるとかの仕組みが必要らしいのだが、コーヒーの粉を動かしすぎると雑味や苦みが出やすくなってしまう。

コーヒーの粉の表面を水流が通るときに極微小なコーヒー豆の微粉が流れ出てきてしまうのがコーヒーの雑味になるのではないかと思う。長時間で水出しコーヒーを作ると美味しいのは、水流が極端にゆっくりだから雑味のもとが粉から剥がれ落ちないからではないだろうか。

そのあたりをなんとかして、水滴をぽたぽた垂らす滴下式の時間短縮はできないのだろうか、とか考えている。

滴下式の水出しコーヒーメーカーは本格的な大きなものは高価だ。
Kalita(カリタ) 水出しコーヒー器具 水出し器10人用 45063
小型のものはだいぶ安い物が多いようだ。
iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ウォータードリップ コーヒーサーバー 440ml K8644-CL

特に電動の部分はなく、原理は簡単で自作も容易なようで、ネットで探すと自作例がいろいろと出てくる。
このあたりとか。
何処惹塵埃 水出しコーヒー器自作
自作したウォータードリッパーで水出しコーヒー あのe-manが綾部で何か面白い事をやるらしいよ
自作ウォータードリッパーで水出しコーヒーを作った – かりおもんのコーヒーブログ – かりおもん – 藤枝の自家焙煎珈琲豆店

水のタンクにはペットボトルを流用するのが手軽らしい。

一番肝心な水をぽたぽた垂らすための水量調節は、このあたりの部品を使うのがよさそうだ。
uxcell エアーバルブ アクアリウム 気流レバーコントローラ メタル シルバートーン 2個 uxcell エアポンプ用アクセサリー 通販
あるいは、エア機器用のスピコンを使ってもよいのかもしれない。


水タンクと水量調節バルブを組み立てる代わりに、蛇口付きのウォータータンクを使ってもいいのかもしれない。100円ショップとかでも入手できそうだ。
FIN-935 折りたたみ式ウォータータンク10L

あとは、落ちてきた水滴を受けるコーヒードリッパーとか抽出されたコーヒーを貯める容器が必要なのだが、これはお湯でドリップコーヒーを作るための機器をそのまま使えばよいだろう。

電動化して高速化できる要素は一見無さそうに思える。


滴下方式で、2倍の速度で水出しコーヒーを作るのは原理的には簡単だ。
機器を2台を同時並列に稼働させればよい。

4台、8台と並列化すれば、4倍とか8倍とかに高速化できるはずだ。
その分、機器を4分の1とか8分の1のサイズにするか、あるいはそのままのサイズで出来上がるコーヒーの総量を4倍とか8倍にすることになる。

普通のコーヒードリッパーで水滴を受けるのではなく、平面上に濾紙とコーヒーの粉を水平に敷いてジョウロとか霧吹きみたいなので静かにまんべんなく水をかけるというのではどうだろうか。見かけ上は多数に並列化したような状態になるはずだ。

電動の霧吹きの部品とか探してみている。
いい感じの部品が見つかったら部品を手に入れて自作してみたい。

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