津島の末廣寿司でもろこ寿司を作る体験をしてきた。
ついでに津島の観光をした。
もろこ寿司というのは愛知県の水郷地域の郷土料理だ。
・もろこずし 愛知県 – うちの郷土料理:農林水産省
じゃらんで もろこ寿司づくり体験というのを見つけたので、申し込んだ。
毎週土曜日の14:00からやっているようだ。
3月30日の土曜日に行ってきた。
名鉄名古屋駅から津島駅に行った。
駅の近くの自転車店でレンタサイクルをやっているので、そこで自転車を借りた。
・津島レンタサイクル – 新着情報 – 津島まちなかナビ
末廣寿司の場所は駅から少し距離がある。歩いて行けないこともないのだが、もろこ寿司体験の事前の説明に、寿司ができあがるまで3時間ほど時間がかかるのでその間は観光などをしてお待ちくださいというのがあり、観光のためにレンタサイクルを借りた。
まずは、自転車で末廣寿司に行った。14:00の10分前くらいに着いた。
14時まではランチタイム営業で普通に寿司を食べに来ている客がまだいた。
テーブルが1つ開いていたので中で待たせてもらった。
津島名物もろこ寿司をここで食べられるようだ。(ただし、要予約だ。)
14時からもろこ寿司つくり体験が始まった。
この箱(型枠)に酢飯ともろこを煮たものを詰めて、押して作る押し寿司を作る。
箱1つで、3人前のサイズだそうだ。
今回は、体験用のミニ型枠を使う。
型枠に酢飯を敷く前に、ラップを敷く。昔はバランを敷いていたのだが、今はラップを使っているのだそうだ。
酢飯を敷くところまでは店主がやっている。体験するのはもろこを乗せる工程だ。
上に乗せるもろこは、佃煮風に煮たものだ。種類はタモロコだそうだ。
今はあまり獲れないので高級魚なのだとか。
まずは手本でもろこの並べ方を教えてもらう。
頭の向きを揃えて並べると美しいので、揃えて乗せる。そして、隙間なく並べるためには、しっぽ側の隙間に頭が入るようにずらして並べるとのこと。
斜めに並べるのでは?と聞いてみた。これは簡易版なのでこの並べ方なのだそうだ。
敷き詰めができた。
ここからは、また店主が作業する。
フタを乗せる。
押さえ機にセットし、上から押さえる。
押さえ機の両側の木の溝に三角形の板を押し込んで、固定し、挟んだ寿司を押さえる力を保っている。
あとは、3時間ほどこのまま圧力をかけた状態にする。
酢飯ともろこがくっついて、もろこの煮汁が酢飯に浸みてなじむのだそうだ。
ここで一旦解散。
3時間後に取りに来る。
もう仕上げにカットをして、包んだ状態で受け取った。
家に持ち帰って食べた。
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寿司ができあがるまでの3時間、レンタサイクルで津島を観光した。
津島市観光交流センターを店主からお薦めされたので行ってみた。
もろこ寿司で使ったタモロコの水槽がある。詳細は別のblogエントリに書く。
あと、津島児童科学館に行った。詳細は別のblogエントリに書く。
中庭に淡水魚水族館という水槽展示コーナーがある。
プラネタリウムは、ちびまる子ちゃんのかと思ったら、それは4月からだった。
津島児童科学館から駅のほうに戻る途中に息子役代行サービスというのを見かけた。
どういうものなのだろうか?
駅前の漁光という店も気になっている。
ここでももろこ寿司を売っているようなのだが、開店していないようだった。
3時間ほど観光して過ごして、出来上がった寿司を受け取り、レンタサイクルを返却して、駅に戻り、名古屋に帰った。
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自分はじゃらんで申し込んだのだが、観光ナビ的な津島まちなかナビというサイトから申し込むと安いようだ。
・もろこ寿司づくり体験 – 体験プログラム 津島の味 – 津島まちなかナビ