Kena: Bridge of Spirits – ケーナ:精霊の橋 (PS5版)をクリアした。
このゲームがPS Plusのカタログ入りしたのが去年(2023年)の4月で、ちょうどぴったり1年や2年でカタログから外れるというのが以前は多かったことから、カタログから外れるのではないかと3月下旬頃にプレイし始めた。しかし、4月にカタログから外れることはなかった。
途中3分の1くらいまでわりとゆっくり進めていて、最後3日か4日で残りを一気にクリアした。
ゼルダとかトゥームレイダーみたいなアクションアドベンチャーゲームで、東洋風の精霊と人間が一緒に暮らしていた古い時代の世界が舞台となっている。ピクサー映画っぽい絵柄で描かれていて、雰囲気はいい感じだ。
難易度は一番イージーなストーリーモードというモードでプレイした。
主人公は、スピリットガイドという精霊使いをしているケーナという女の子だ。
プレイ開始すると、チュートリアル的な一本道のステージで基本操作を一通り体験しながら進む。
いかにも魔法使いっぽい杖を持っているのだが、この杖で殴るのというのが攻撃方法だ。
上記のスクリーンショットの画像だと槍に見えるかもしれないが、ゲーム内では杖と言っているし、モーションも槍の攻撃ではなく棍とか長い棒で殴る感じの動きだ。
ROTという小さい精霊が仲間になり、森の汚染を浄化したり攻撃や謎解きの手伝いをしたりといろいろと活躍する。ピクミンみたいに仲間が増えて一緒についてくる。
チュートリアルをクリアすると、ストーリーが始まる。
村に異変が起きていて瘴気(?)の汚染により滅亡しそうな状況で、ケーナはスピリットガイドとして原因を調べることになる。
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ケーナは、小さい双子の子供と出会い。兄のタロウという狩人を探して欲しいと頼まれる。
特にストーリーは章ごとに明確に明示されて分かれてはいないのだが、タロウ編が第1章にあたる部分だ。
ストーリーの進め方は親切で、マップを開くと現在やるべきことと、目的地点のマーカーが表示される。
だが、目的地に辿り着くには謎解きやパズル的なアクションをクリアしたりしなくてはならない。謎解きがちょっと難しくて解法やヒントに気がつかず何箇所か詰まってしまった。
回り道で目的地に行けそうな感じの地形に見えるのでそもそも通れない場所なのか謎解きすべき場所なのかの判断が付かずにスルーしてしまったりする。それで森のマップをずっとぐるぐると歩き回ってプレイ時間を浪費してしまった。
タロウ編の最初のほうで、ケーナは杖を弓に見立ててエネルギーの矢を放つ能力を手に入れる。
離れた敵を攻撃するのに使ったり、足場が届かない場所の浄化のために矢を放ったり、謎解きでドアを開けるために起動用の石を矢で射ったりするのに使う。
森のマップを探索し、3つのレリックという遺物を見つけて手に入れる。
タロウという狩人は既に死んでいて、その遺品がレリックだ。
ケーナが持つ仮面の力でレリックに関するタロウのストーリーを目撃する。
村の異変から双子を守ろうとして最終的にタロウは死んでしまうというストーリーだ。
3つの遺品が揃ったら、ボス戦になり、倒して浄化するとクリアとなる。
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次は木工職人のつれあいの女の人に頼まれて、農場と鍛冶場を探索する。
第2章にあたる木工職人編だ。
木工職人編の最初のほうで爆弾能力を手に入れる。
爆弾は、戦闘で敵を攻撃するのに使ったり、破壊されている物体を逆再生するのに使う。
物体を破壊するのに使うのではなくて、破壊されているものを元に戻すというのがちょっと変わっている。爆弾というより何かの魔法の力みたいなものなのだろう。
障害物となっている瓦礫を移動させたり、崩れている橋や足場を元に戻したりとか、そういうパズル的なのがたくさん出てくる。爆弾によって移動したものは一定時間で元に戻ってしまうので、戻る前に短時間で通り抜けなくてはいけないので急いで操作をしなくてはならない。弓矢と組み合わせて解く場所とかもあり、さらに操作が複雑でちょっと難しい。
木工職人編でも同様に3つのレリックを集めて、ボスと戦って浄化する。
タロウ編に比べて割とすんなりとクリアできた。パズル的な謎解きの傾向が分かってきたので、パズルでない場所を無駄にうろうろとさまようというのが少なくなったからだろう。
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次は物語の核心人物のトシという村長のレリックを探しに山に行く。
第3章にあたるトシ編だ。
トシ編では、いきなりボスと遭遇し、敗北してしまう。
ケーナは新しい能力で、ダッシュ能力(短距離ワープ能力?)を手に入れる。3つのレリックはエネルギーの壁の結界の先の3つの異界にあり、ダッシュ能力でその壁を越えてレリックを取りに行く。
ダッシュ能力は、戦闘で霊体状態で物理攻撃が当たらない状態の敵にダッシュ能力で体当たりをすると攻撃できるようになる、という使い方がある。
他にも、戦闘でふつうに高速な回避手段として使ったりする。
また、足場を飛び移るのに使ったりとかパズル的な謎解きでワープゲートを通り抜けるのに使ったりする。
3つのレリックを集めたらボス戦で、倒して浄化する。
異変の原因が判明する。
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最後はラスボス戦で、途中でROTに関するイベントがある。何段階かの戦闘でラスボスを倒すとゲームクリアとなる。途中で足場を飛び移って上に登るパズル的なのが挟まるのがちょっとどうかと思った。
難易度は一番イージーのはずなのだが、ゲームしていて自分は3章のボス戦やその途中の中ボス戦などで何度も死んでしまっていた。
ラスボス戦でもやっぱり死んでしまって、第1段階からやり直しでパズルもやり直すのが面倒で、苦痛だった。
あと、弓矢で一定時間内に移動しながら何箇所かを正確に射るというタイプのパズルが苦手なのだが、何度も出てきて後半になると個数が増えていくのでクリアするのが自分にはかなり大変だった。ゲームパッドでのFPS的なエイムをするのは難しい。戦闘の難易度を一番イージーにしても、パズル部分の難易度は下がらないのかつらいところだ。