愛知県の古地図が出てきたのでスキャナでPCに取り込んだ。昭和13年の地図だ。
名古屋港の近辺の海岸線はまだ埋め立てが進んでいない。藤前干潟の稲永とかの土地は全部海だったという。
もっと遡ると、1300年くらい昔は、名古屋のあたりは完全に海だったそうだ。
→ 1300年前の名古屋周辺、『島』が付く地名は本当に島だった
(追記、この地図は偽図だとか伝承を元にした想像図の類という説もあるので注意。)
鉄道も現在とは違っている箇所が多い。現在の名鉄路線が名古屋の手前の神宮前までだとか。
静岡の部分だけど、浜松のあたりが妙に鉄道路線が多かったりとか。
碧南から蒲郡まで三河湾沿岸部に鉄道路線があったりとか。
(追記 – 10数年前までこの路線は存続していて、2004年に廃線になった)
昔の地名で不吉な名前の地名が、「希望」や「光」とかのきらきら系の地名に改名されているところに家を建てると危ないという話があるらしい。
→ 災害の記憶をいまに伝える 日本全国「あぶない地名」
この記事に出てくる天白区の蛇崩というのは見つからなかった。
他にそういうのが無いか、あとでチェックしてみようかなあ。
—
追記
他にも2枚の名古屋の古地図がある。大正時代のと、明治時代のものだ。
これも、あとでスキャンしようと思う。