福井県の越前がにミュージアムに行ってきた。
(水族館に行ったメモ:シリーズ その110)
福井県の越前町の越前ガニ漁港の近くにある越前ガニに関する展示をしているミュージアムだ。
水槽で越前ガニや魚なども展示している。
越前ガニというのは、越前で獲れたカニのブランド名で、カニの種類としてはズワイガニだ。
(ちなみに、越前というと越前松島水族館があるのだがこちらは結構遠くて離れている。)
名古屋から青春18切符を使った日帰り旅行で行ってきた。
名古屋からJRで武生(たけふ)駅まで行く。
うっかり乗り過ごしそうになって焦った。駅での停車時間が長くて助かった。
このとき、駅のホームに駅名の表示をしている場所が少なくて本当に武生駅かどうか分からず降りるときに確認できないまま改札を出たのでちょっと不安だった。
(この写真のだいぶ先に1つだけ駅名の表示板がある)
駅前はロータリーになっていて、改札から出てすぐ右の方向にバスの乗り場がある。
越前海岸線というバス路線で、越前海岸に向かう。
バスは1日に6本しか無い。あらかじめちゃんと調べておいたが、使うことのできるバスが少ないので不便だ。
バスの発車時刻までちょっと時間があったので、駅の脇の平和堂というスーパーで買い物をして時間を潰した。
ルマンドアイスが沢山売っていた。寒い中だけど1つ買ってバスを待ちながら食べた。
バスが来たので乗車。
武生駅はだいぶ内陸にあるので、1時間くらい掛かって越前海岸に到着した。
海岸沿いにバスが南下していき、目的地のアクティブランド前バス停に到着した。
チケット買う。
玄関の所に、巨大なカニの模型がある。ちょっと顔が怖い感じ。
建物は3階建てで、3Fからの順路になっているので上から順に見学する。
カニの標本の展示コーナー。
越前ガニと呼ばれるズワイガニの仲間たち。
ミゾズワイガニの和名は、この館で名付けたのだとか。
越前の海のジオラマコーナー。
1Fから3Fまでぶち抜きの大作だ。
1Fの海の底部分に越前ガニの模型がある。
2F。
さっきのジオラマ以外に、カニ漁に関する展示がある。
越前ガニは、昔から高級贈答品だったらしい。
1F。
水槽展示や、シアター展示、カニ漁体験コーナーなど、充実している。
シアターを見学。
海岸近くに300メートルの深い豊かな漁場があり越前ガニの宝庫となっている。撮りすぎないようう保護しつつ、ブランド化して守っているそうだ。
特にキングサイズ(将軍サイズ?)の立派な越前ガニは、「越前ガニ極(きわみ)」と名付けられているという。
短いけど、分かりやすくてよかった。
続きを見学。
クラブハウス。標本などを展示している。
可児これくしょんというのが展示されている。
愛知県犬山の可児さんのカニグッズのコレクションらしい。
カニ漁チャレンジ。
やってみる。
船の操作がよく分からず、漁場にも辿り着けなかった。
かにあつめ。
床に投影されて出現するカニを、もぐらたたきゲームのように踏んでいくゲーム。
—
越前がにミュージアムと屋根続きになった隣の建物は、売店とレストランになっている。ここも、道の駅の一部らしい。
レストランで昼食を食べようかと思ったが、高級越前ガニの極(きわみ)はちょっと値段が高い。
フルコースはさすがにちょっと手が出ない。
ここでは食べずに、建物の向かい側の道の駅も見てみる。
建物の中には大きな円柱水槽がある。
この建物の上には展望レストランがある。
あと1Fには、リーズナブルな食堂もあり、ここで食事をした。
定食以外に、パック売りの総菜コーナーがあり、好きな刺身や焼き魚を食べることができる。
刺身と焼き魚を購入して食べた。
温水プールと温泉もある。越前厨温泉(えちぜんくりやおんせん)というらしい。
入浴しようかどうかちょっと悩んだが、ここでは入らなかった。
帰りのバスまでかなり時間がある。
観光案内所で、このあたりの観光について来てみた。
水仙を観に行くというのを薦められたが、車でないと移動が難しいらしい。
あとは漁港を見に散歩するとか。
海岸を沿いの道路を北上して歩いて漁港を見ながら散歩してみた。
途中にコンビニなどもあるので、飲み物とかを買っておく。
沿道にはいくつかカニ料理店や直売所があった。
トンネルまで来た。
スマートフォンで地図を見ると、トンネルを通らなくても海岸側の脇道が抜けられるらしい(?)
というので海岸沿いの道を歩いて行ったが、行き止まりだった。
海岸側の脇道は旧道で、最後の小さいトンネル部分が閉鎖され、中は何か海水処理の施設になっているらしい。
海岸はこの辺りは絶壁になっているので、強引に進むのも無理そうだ。
トンネルのこちら側も漁港になっている。
さらに北上する。
梅浦というあたりまで来た。
寒い中を歩いてきたので体が冷えてしまった。
越前温泉なぎさの湯という看板があったので行ってみた。
温泉に入浴して、ここで帰りのバスの時間まで休憩した。
温泉の次のバス停まで移動。
長谷の間というバス停だ。ここから武生駅方面にもどるバスに乗車する。
行きと同様に青春18切符でJRの電車を乗り継いで名古屋に帰った。