温度調節機能のついたヨーグルトメーカーでサツマイモを熱処理してみる

温度調節機能のついたヨーグルトメーカーでサツマイモを熱処理してみる。

サツマイモを焼き芋にする際に、65℃から70℃くらいの温度の時に酵素が働いてデンブンが糖に変化して甘くなるのだそうだ。

それならば、焼き芋を焼く前に熱処理をしておけば甘い焼き芋になるのではないかと試してみた。
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容器に入れて、ヨーグルトメーカーの温度設定を65℃で8時間に設定した。
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熱処理後のサツマイモ。特に見た目は普通だ。
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熱処理後のサツマイモをオーブントースターの焼き芋モードで焼いて焼き芋にしてみた。
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あまり甘くならなかった。

比較で熱処理しないものも焼いてみたが、ほんの少し熱処理した方が甘いような気がした(誤差程度)。

どうやら、サツマイモの甘さは、品種による差が大きいし、出荷される前の処理も関係している。
出荷前の処理としては、一度高温にしてから冷温で数ヶ月保存しておくと甘くなるらしい。
個人でそういうサツマイモの冷温貯蔵の処理をするのは難しそうだ。


甘い品種のサツマイモも試してみた。甘いサツマイモとして定評のある安納芋だ。
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同様に熱処理をして、オーブントースターの焼き芋モードで焼いてみた。
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しかし、残念ながらこれもあまり甘くならなかった。
食べ比べると少しは甘くなっているのだが、焼き芋専門店で食べるような甘い焼き芋にはならなかった。

(追記 – オーブントースターでの焼き条件で、焼き芋モードよりも良い条件を見つけたので、かなり甘く焼けるようになった。)


参考
焼き芋はどこまで甘くなるのか?―低温加熱による限界への挑戦 – 夜食日記
しぐ日記低温調理(Anova)




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