超音波洗浄機で酒に超音波をあててみる – その4 – コーヒー酒を作ってみる

超音波洗浄機で酒に超音波をあててみるシリーズ

果実酒を作るときに超音波に当てると非常に短時間に作ることができるというので色々と試している。
今回はコーヒー豆を使ったコーヒー酒(コーヒー焼酎)を作るのを試してみた。

作り方は簡単で、焼酎に焙煎されたコーヒー豆を入れて1週間くらい置いておくだけだ。
超音波洗浄機の超音波を当ててエキス抽出を促進させれば1日でできそうだ。

コーヒー豆を用意した。(だいぶ前に買ってたものだが、賞味期限がだいぶ切れている。真空パックなのでまだ大丈夫だと思うのだけど)

あと、コーヒーの果実というのがあるらしい。
コーヒーの木には、コーヒーベリー(コーヒーチェリー)という赤い実がなる。
実の中の種の部分がよく知られているコーヒー豆だ。
普通はコーヒー豆を取るために、果実の実の部分は捨ててしまう。

しかし、意外に実の部分も栄養があるので、健康食品として売られている場合もあるようだ。
コーヒーベリーを果実酒にするのを試してみたいと思った。

しかし、日本では沖縄くらいしかコーヒーの農園は無く、コーヒーの果実は売っていないようだ。
健康食品としてアメリカで売られているコーヒーベリーの粉末があるので、入手した。

コーヒー色の微粒の粉末だ。

コーヒー豆と、コーヒーベリーを焼酎に漬けてみる。

左側の瓶は、ザラメ糖とコーヒーベリーとコーヒー豆と焼酎を入れた。
右側の瓶は、ザラメ糖とコーヒー豆と焼酎を入れた。

超音波を当てて、6日目。

色が濃い方がコーヒーベリー入りだ。

紙で濾して液体のみを取り出す。

味見をした。
だいぶアルコールが抜けている。
コーヒーの味が濃厚に出ている。
コーヒーベリーを入れた方が味が濃くて風味がよいと思った。

ロックで飲むのが推奨らしいが、ちょと味が濃いので割って飲むほうがよい。
炭酸水で割って飲んでみた。
ザラメ糖を入れたので甘みがあるので、甘い炭酸コーヒー飲料でアルコールが少し入っている感じだ。

牛乳でも割ってみた。
カルーアミルクのようなミルクのカクテル風になった。ただし、ちょっとアルコールが弱い。

今回6日間も超音波を当てたのだが、ちょっと長すぎたようだ。
もう少し短くてもよいのかもしれない。


追記

コーヒーベリー粉末のみを酒に漬けるというのもやってみた。
コーヒーベリーのみでもコーヒー味になった。
少しだけフルーツっぽい風味がするような気がする。




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