痴漢冤罪からの逃走のための安全に線路上を逃げられるようにアシストするアプリとか需要があるのだろうか

痴漢冤罪からの逃走のための安全に線路上を逃げられるようにアシストするアプリとか需要があるのだろうか?

最近、痴漢あるいは痴漢冤罪で線路を逃げるというニュースが頻発していて、線路を逃げるべきでないという意見と、やはり線路を逃げるべきという意見があり、対立している。
20150815_080514

有名な痴漢冤罪事件などはWikipediaなど出ている。
痴漢冤罪 – Wikipedia

特にショッキングなのが、三鷹バス痴漢冤罪事件だろう。(電車では無いが)
【怖すぎ】「三鷹バス痴漢冤罪事件」の有罪判決理由が酷すぎると話題に – NAVER まとめ
「逆転無罪」を勝ち取ったとはいえ~三鷹バス痴漢冤罪の教訓│小石勝朗「法浪記」 マガジン9

痴漢冤罪の防止用に電車に乗っている間は手を拘束する特殊な時限式の鍵付き手袋のような物が必要なのではと思ったが、どんなに痴漢ができないということを証明しても上記のような裁判官の場合には無駄だろう。

痴漢に間違われて女性がヒステリックに騒いでも、冷静にこちらの身元と連絡先を告げてそそくさと立ち去るべきだという意見が弁護士に多い。
しかし、最初の初動でとっさにうまく行動することができれば苦労しない。
普通の人はそんなに弁が立たないので、ヒステリックに痴漢だと大声で叫んで騒いでいる女性を説得するのは無理だろう。

そして運が悪いと、近くにいる善意の「正義の味方」がこちらを力任せに捕まえようとしてくることがあるだろう。相手の女性の知り合いの場合かもしれないし、たまたま近くに正義感の強い脳筋なマッチョがいるかもしれない。
この時点で取り押さえられたら、「詰み」の可能性が高い。
弁護士に連絡して穏便に立ち去るのをアシストして貰えばいいと言う意見があるが、弁護士のポジショントークだと思う。
実際には取り押さえられたら、携帯電話で弁護士を呼び出す自由は与えてくれないだろう。
うまく隙をついて弁護士に電話をしたとしても、都市部以外だとそんなにすぐには弁護士は駆けつけられないだろうし、駆けつけるまでの時間を稼ぐのも無理に近いだろう。

駅員に引き渡され、警察に捕まったら、もう弁護士でも穏便に済ませることはできないので、弁護士もさじを投げることになってしまう。
最悪3日くらい取り調べで拘束され、その間は外部と連絡を取れない。
なので、会社勤めのサラリーマンの場合は3日ほど無断欠勤することになる。

最初の取り調べで運が悪いと、冤罪でも逮捕されて起訴されてしまうというケースがある。冤罪事件だ。
最近はそういうのは少なくなっていると言う弁護士の発言もあるが、純真にそれを真に受けて信じても裏切られる場合がある。
新宿署 痴漢冤罪めぐる証拠隠蔽、改竄工作が発覚か
こうなってしまうと長期間ブタ箱入りになり、さらに長期間の裁判で無罪を争うか、早々に無実の罪を認めて相手の女性にお金を払って解決するかの選択を迫られる。
どちらにしても、おそらく職を失うし、運が悪いとマスコミに報道されて社会的な地位も大きく損なう。
(追記 – 東京地裁だと痴漢事件での長期間の勾留を許可しないという運用が増えているらしい。反面、警察で短期決戦で自白強要するために取り調べが苛烈になってしまっているのかもしれない??)
起訴されて裁判になったら、1審ではほぼぼぼ機械的に有罪判決が出るので、まず勝てない。
1審有罪からその後の控訴でさらに長期間闘って、運良く裁判で無罪を勝ち取ることができたとしても失った物は補償されない。
なので、弁護士からのアドバイスは、罪を認めて早期解決すべきということになる。

そんな状況なので、初動で線路に逃げるというのは、デメリットもあるのだけどテンパッってしまった場合に実行できる選択肢として仕方ないのではないかと思う。

線路に逃げるなという意見をいまさら広めようとしても難しいだろう。
もう今では一定の数の人が線路に逃げようとするという前提で考えないといけない気がする。
例えば、警察の白バイとかが逃げる暴走族とかを追い詰め過ぎて事故死させないように手加減してるのみたいにできないかなと思う。
事故死覚悟で線路に逃げなくてはならないほど追い詰めないように駅員は暗黙の了解として手加減をしてくれるといいのだが、実際にはそんなことは期待できそうにない。

線路に逃げるメリットとしては、
・危険なので、被害者女性や「正義の味方」や駅員も線路上までは追ってこない。
・駅には監視カメラがあるが、線路上には監視カメラがない。
というのがある。

デメリットは、
・逃走時に身元がばれるような物を落とすとかの失敗をしたら、鉄道会社から損害賠償を請求される可能性がる。(ひょっとすると記名式Suicaの乗車記録なども追跡される?)
・電車に轢かれて、最悪の場合には死ぬ可能性がある。
という2点だろう。

このデメリットのうち特に後者を解決する方法はないだろうかと思った。

GPSで自分の現在位置と駅の電車の運行データを使って安全に線路上を逃げられるようにアシストするアプリとか需要があるのだろうか?

電車の運行データって、手に入るのだろうか? 電車の乗り換え案内とかのアプリがあるのだからデータ自体は存在しているのだろうけど。

逃走用アプリという名前で作るのだとデータの提供が受けられないだろうから、建前としては万が一に駅のホームから線路に転落してしまった場合にその場所に電車が来るという危険があるかどうかを通知するための護身用のアプリという名目にすべきだろう。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

94 − = 91