COMPの食べ方を工夫してみる – その24 落雁(らくがん) 【完全食】

COMPの食べ方を工夫してみるシリーズ

COMPを使った落雁(らくがん)を作ってみる。
難しいのは材料の落雁粉(あるいは寒梅粉とかみじん粉)を手に入れることだろう。

落雁粉は、餅米を乾燥して焙煎してから粉にした物だ。
あるいは、道明寺を粉にしてから煎った物を落雁粉と呼ぶこともあるらしい。

寒梅粉は、餅を焼いた後で粉にした物だ。
みじん粉は、餅を焼かずに乾燥させてから粉にした物だ。

他にも、 マシュマロ米粉とか雲平粉と呼ばれている粉もあるらしい。

基本的には、どれも生(なま)の餅米の粉ではなく、加熱してデンプンを変質させてアルファ化させてから粉にしている。
(アルファ化米の餅米を使った赤飯で、水に浸けるだけで食べられる乾燥食品があるらしいので、それを粉にしたら落雁粉が作れそうだと思った。)

試しに市販の餅粉を使って、落雁粉もどきを作ってみた。
餅粉を耐熱タッパーに入れてかき混ぜながら霧吹きを使って水をかけて均一に粉を湿らせ、電子レンジで加熱する。すると煎餅状に固まる。

これを砕いて、すり鉢で粉にした。落雁粉もどきができた。

この粉を使って落雁を作る。

落雁粉もどきと砂糖とCOMPを混ぜ合わせる。

混ぜた粉に水を少し加えて、混ぜる。

混ぜた材料を型に入れる。落雁型のかわりに100円ショップで売っているドーナツ型を使ってみた。

型に入れた材料が固まった後、うまく出てこない。竹串を周囲に差し込んで少しずつ引っかけて取り出した。

取り出した落雁を、最後に食品乾燥機フードドライヤーで乾燥させて完成だ。

味は、普通の落雁っぽい。
乾燥させたら普通の落雁よりも堅くなってしまった。
型に入れるときにぎゅうぎゅうに詰めたのがよくなかったようだ。
餅っぽい弾力が少しあるのだけど、落雁粉の配分が多かったのかもしれない。




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