SORACOM UG 東海 #3に行ってきた

SORACOM UG 東海 #3に行ってきた。

SORACOMのユーザーグループのイベントの第3回ということだ。
(自分は、前回と前々回には参加していない。昔、SORACOMハンズオンセミナーには参加したことがある。)

会場は大名古屋ビルヂングのアイレット株式会社。

窓から名古屋駅周辺が一望できる。

今回はハンズオンとかは無く、発表のみ。
SORACOMの新サービス発表会の内容の説明とか、事例の発表など。
発表資料は後日公開されるそうだ。


SORACOM Conference “Discovery” 2018で新サービスなどが発表されたので、その紹介。
アルファベット順にKのSORACOM Kriptonとか、LのLagoonとか。
SORACOMのサービスは増えすぎている。
事業としてSIMをIoT機器で使う場合に、クラウドに欲しい機能とか運用やセキュリティなどで多くの細かなニーズがあり、それをいろいろとサービスとして展開してくれている。
AWS連携を使ってDynamoDBというデータベースにデータを収納して、ダッシュボードからデータをグラフ化してチェックしたり、異常なデータに対して自動でアラートを送信したりとかするのが定番なようだ。SORACOM BeamやSORACOM Harvestというのを使うらしい。
(自分はまだSORACOM Airを単なるデータ通信用SIMとしか使い方を理解して無かったので、クラウドのサービスは追いかけていなかった。)

ハードウェアは、SeeedのWio LTEを使っている人が多い感じ。
質問で、コネクタがGroveモジュール用のコネクタでセンサーなどを取り付けるようになっているのだが、そのコネクタ部品が手に入らなくて困るという話が出ていた。
JAEとかの日本製のコネクタ部品ではなくて、中国製のコネクタ部品だそうだ。日本製のコネクタ部品で合う物がないし、日本ではSeeed含めて全く売っていないので困るという話なのだが、解決方法は無いようだ。

農業IoTは、農家がIoTに出してもよいと考えている費用というのが少ないのが驚きだった。

工場のパトランプのIoTというのが最初は意味がよく分からなかった。
設備の異常はパトランプが光るので、パトランプ部分に光センサーを取り付けて状態を拾ってSORACOMでデータを送信する仕組みだそうだ。
工場内の何十台もの既存設備が簡単にIoT化できて、異常発生の遠隔モニタリングができるというのがかなり便利なのかもしれない。

あと、SORACOMはグローバル版のSIMを出すのだそうだ。
海外でも使うことが可能なSIMだ。

SORACOMは日本国内ではMVNOで、ドコモなどが発行するSIMを使って商売をしてきた。
グローバルでは、フルMNVOとして自社でSIMを発行し、管理できるようになっているので、価格とかフレキシブルにできるし、管理面でもより細かいサービスができるようになるのだそうだ。
SIMを休眠状態で0円で寝かせておくことができるようになるというのがありがたいかもしれない。
自分はもう使わない状態でSORACOM Airの基本料金を2年くらい払い続けている。


勉強会の帰りにちょっと気になってMiniPCIe型の3G/LTEモデムを調べていた。
UC20Gというのがある。
UC20-G Mini PCIe – SORACOM
試しに注文してみた。
UARTのTX,RX端子が出ているらしいので、電子工作に使えるっぽい。

他にもAmazonとかで売っているものは使えるのだろうか?
HUAWEI ME906J M.2 4G, LTE, 3G, GSM, HSPA+ WCDMA対応 WWAN ワイヤレスWANモジュール (DOCOMO MVNO sim検証済)
これも注文してみた。
注文してから気がついたのだが、HUAWEIのやつはMiniPCIeではなくてM.2という小型の規格のモデムだった。変換基板とかも買わないと駄目かな。




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